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魅惑の建造物に虜になる!?フランスの世界遺産大都市リヨン歴史地区!

今回は世界遺産フランスのリヨン歴史地区をご紹介しようと思います。
フランスには数多くの世界遺産がありますが、リヨン歴史地区もその中の一つです。
ヴェルサイユやモン=サン=ミシェルのように有名ではありませんが、興味深い歴史と素晴らしい建物があります。

リヨンとは?

まず始めにリヨンについてお話します。
日本ではそこまで有名ではありませんが、リヨンの人口は約50万人で、フランスではパリ、マルセイユに続く第三の大都市で、ライオンをあしらった市旗が有名です。

リヨンはとても古い歴史を持つ町で2世紀にはローマの属州ガリアの中心的都市として栄えていました。
カロリング朝時台時代にカトリックの司教の支配下に入り、13世紀には2回の公会議が開かれるなど発展していました。

14世紀にフランス王国領になってからは交易の中心地として繁栄しました。
後には一大金融市場としての地位を確立し、近代にはヨーロッパ最大の繊維工業都市に成長しました。

代表的スポット

フルヴィエールの丘と大聖堂

フルヴィエールの丘は、ソーヌ側の西側に位置する丘です。
丘の上にはノートルダム・ド・フルヴィエール大聖堂がそびえ立っています。

フランスノートルダムという名前の教会、聖堂は各地にあって、区別する必要がある為このような名前になっています。※以下フルヴィエール大聖堂と記載します。
フルヴィエール大聖堂はロマネスク式とビザンチン式の特徴を持つ白い建物で、リヨンのどこにいても見ることができます。

リヨンの町から見上げる姿もとても良いのですが、町とは反対側の、聖堂入り口正面からの姿が最も美しいと言われています。
建物の内部は広く、きらびやかな作りになっていて、いつも多くの観光客が訪れています。

この大聖堂は比較的新しく、1872年に建設が始まり、内装が完成したのは1964年のことです。
もともとは普仏戦争時、ドイツ軍がリヨンに迫ったときに、聖母マリアに祈りを捧げたところドイツ軍が引き返して行ったという伝説があり、フルヴィエール大聖堂は、その奇跡を記念して建設が計画されたそうです。

そうして、市民などから集まった献金によってリヨンの町を見下ろすフルヴィエールの丘に建てられたのが、聖母マリアに捧げられた大聖堂、ノートルダム・ド・フルヴィエールなのです。

フルヴィエール大聖堂の裏からはリヨンの町を見渡す事ができます。
リヨンの観光では外せないスポットですので、大聖堂の中だけではなくパノラマ風景もお見逃し無いようお願いします。

これは蛇足なのですが、私がフルヴィエール大聖堂を訪れたときには、日本語が少し話せる聖職者の方がいらっしゃいました。
2010年頃の事ですので今でもいらっしゃるかはわかりませんが、ふと思い出して懐かしくなりました。

古代ローマ劇場

フルヴィエールの丘の南西には、古代ローマ時代の劇場跡があります。
劇場周辺には、ローマ時代の遺跡もいくつか残されていて、博物館もあります。
1万人収容可能だった劇場跡では、現在でも夏になると演劇やコンサートが行われています。
リヨンの歴史の壮大さを感じられるスポットの1つです。

サン・ジャン大聖堂

リヨンでは丘の上のフルヴィエール大聖堂が目立ちますが、カトリックの司教座が置かれているのはソーヌ川沿いにあるサン・ジャン大聖堂です。
旧市街を見渡す場所に位置するサン・ジャン大聖堂はフルヴィエールよりもかなり古く、12世紀に建設が開始されました。

建物はロマネスク式とゴシック式の特徴を持ち、この大聖堂のファサードは毎年冬に開催される、光の祭典の象徴にもなっています。

カトリック司教座が置かれ、宗教的権力を持っていたサン・ジャン大聖堂にはフランス王ルイ9世の墓所がある他、アンリ4世の結婚式が執り行われたこともあります。

フルヴィエール大聖堂と比べると小さく見えますが、それでも十分多きく、建物内部に入ると、ステンドグラスを通して光が聖堂に差し込み、いかにも神聖な場所という雰囲気になっています。

ベルクール広場

ローヌ川とソーヌ川の間の、半島のような形をしている場所にベルクール広場はあります。
広場の中央にはフランスの絶頂期を築いた、太陽王ルイ14世の銅像があります。

この広場の特徴はその広さです。
フランスに限らず、ヨーロッパの町には至る所に広場がありますが、ベルクール広場はその中でも最大級の広さを持っています。

また、リヨンのインフォメーション(観光案内所)もこの広場にありますので、何か困った時などは頼るのもいいでしょう。少しだけ外れてしまいますが、広場南西の地下駐車場の入り口付近には、星の王子様とサン・テグジュペリの銅像が立っています。

実際にサン・テグジュペリが住んでいたアパートも近く人ありますので、興味ある方は訪れてみてはいかかでしょうか。

テロー広場

テロー広場はリヨン市役所がある広場です。
ヨーロッパにはまるでゲームの世界に出てくるような雰囲気のある建物も多く、リヨン市役所庁舎もなかなか良い雰囲気のある建物です。

その市庁舎が面するテロー広場には、裸婦像のある噴水があります。
上段中央の裸婦はフランス共和国を、下段の馬はフランスを流れる河を表しているそうです。

市役所前のこの広場では、フランス革命時にはギロチンによる処刑が行われていたと伝わっています。
この広場は夜にはライトアップされ、ロマンティックな雰囲気になります。
カップルでリヨンを訪れるなら、夜景を楽しんで頂きたい場所の一つです。

リヨン旧市街

ヨーロッパだけでなく、世界中の多くの町で旧市街は観光スポットとなっていますが、リヨン旧市街もその1つです。
ソーヌ川からフルヴィエールの丘にかけての一帯が旧市街で、入り組んだ街並みになっています。
リヨン旧市街は入り組んでいる割には建物が高く、まるで迷路のような印象を受けます。

クロワ・ルースでも見かけますが、建物の1階を貫く道は織物のデザインを盗まれたり、雨に濡れたりしないように使っていたそうです。

旧市街にはお土産屋さんもたくさんあります。
迷路をくぐり抜けながら素敵な1品を探すのも楽しいのではないでしょうか。

サン・ジョルジュ教会

サン・ジョルジュ教会は、ソーヌ側にかかる赤い橋の西側にあります。
フルヴィエールの丘から見て南、ベルクール広場から見て南西の方角です。

この教会は非常に細長く、尖った尖塔を持っています。
もし周囲に住宅が無かったら・・・と思いながら橋の上から見ると、ファンタジー小説に出てきそうな景色を見ることが出来ますよ。

お役立ち情報

世界遺産、リヨン歴史地区の観光に役立つ情報や豆知識をご紹介します。

リヨンシティカード
リヨンを観光するなら絶対に買った方がいいです。
オンラインまたはベルクール広場のインフォメーションで購入できます。

1日から4日まで有効のカードがあり、値段は下記となっています。
1日 22.90ユーロ 2日 31.90ユーロ 3日40.90ユーロ 4日49.90ユーロ
2日目行こうは9ユーロしか変わらないので、滞在期間に合わせてご購入下さい。

リヨンシティカードを持っていると、
市内の公共交通機関
市内23カ所の博物館、美術館
ソーヌ川クルーズ船
に無料で搭乗、入場する事ができる他、
デパートや劇場で値段の割り引きを請ける事ができます。

リヨンシティカードで検索して下さい。
日本語でオンライン発注できるサイトもあります。

特典については下記公式サイトで内容を確認できます。※日本語非対応
こちらから

最後に

いかがでしたか。
これを機にリヨンの歴史について興味を持って頂けたなら幸いです。

フランスは地方の特色が強く、リヨンもパリやマルセイユとはまた違った雰囲気がありますので、フランスを訪れる際は是非リヨンにも足を伸ばし、違いを実感してみて下さい。