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赤毛のアンの舞台モデルの街!プリンスエドワード島とは?

プリンスエドワード島は、切り立った赤土の崖が印象的なカナダ東部セントローレンス湾に浮かぶ島です。

1543年、フランス人探検家ジャックカルティエによって発見されました。フランス人が入植してくるまでは、ミックマック族という先住民族が暮らしていました。

この島は赤土の砂岩で形成されており、島全体が赤い大地となっています。今はほとんどの道路はアスファルトになっていますが、かつての赤土の道をいたる所で見ることができます。

この島は「赤毛のアン」の作家ルーシー・モード・モンゴメリーの故郷でもあり、物語に登場するアンの家や当時の美しい風景を再現した場所がたくさんあります。赤毛のアンゆかりの地を巡るコースがプリンスエドワード島では、大きな旅程の柱になっています。

四方を海に囲まれていることから、沢山の灯台があります。灯台には名前がついており、有名なのがケープトライオン灯台です。断崖の上に建つ灯台と青い空と白い灯台、緑の草原と赤土の大地はプリンスエドワード島ならではの光景です。

最近では、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の公務を兼ねたハネムーン先として話題になりました。空軍のパイロットでもある王子が緊急着陸訓練も行ないました。

プリンスエドワード島へのアクセスの方法は飛行機、鉄道、バス、フェリーがありますので、行程によって自由自在に組み合わせることが出来ます。

ニュー・ブランズウィック州からは、1997年に開通したコンフェデレーションブリッジを渡ってボーデン−カールトンの町に行くことができます。

ノバスコシア州からはノーサンバランドフェリーでウッドアイランドの港へ行くことができます。

プリンスエドワード島について

プリンスエドワード島は地元の人は略して「PEI」と呼んでいます。プリンスエドワード島はカナダで最も面積の小さな州です。

島の主な産業は農業と漁業、酪農で、代表的な特産物はジャガイモです。カナダで消費するジャガイモの3割はPEIで作られています。

伝統工芸では、キルトが有名です。パッチワークキルトが主体でクッションカバーに使われています。

綿や毛を芯にして、刺繍やパッチワークを施した寝具で、冬の寒さをしのぐ重要なものでした。プリンスエドワード島に住む女性にとっては欠かせない技術です。パッチワーク体験が出来るオプショナルツアーもあり、女性に大変人気です。

プリンスエドワード島の観光

赤毛のアンのゆかりの地キャベンディッシュとシャーロットタウンがプリンスエドワード島の観光のハイライトとなります。

キャベンディシュは「赤毛のアン」の主舞台となる町・アボンリーのモデルになった町です。アボンリービレッジパーク、モンゴメリーの墓などがあります。

グリーンゲイブルズはかなり忠実に物語上のアンの家を再現したもので、たくさんの来場者で溢れ返っています。

キャベンディッシュ郵便局でハガキを投函するとアンの文字の入った消印が押されるので記念になります。赤毛のアンの記念切手も売られています。郵便局が閉まっている時間でも外側にポストがあるので切手が貼ってあれば投函できます。

シャーロットタウンは、プリンスエドワードアイランド州の州都で、人口は32000人です。町の名前はフランスに代わりイギリスがこの地を領有した際にジョージ3世の妃のシャーロットに由来しています。

また、1864年カナダ連邦成立に向けた議会がシャーロットタウンで開かれたことから、「カナダ連邦発祥の地」であります。コンフェデレーション・センターでは毎年、赤毛のアンのミュージカルを上演しています。

劇場だけでなくアートギャラリー、レストラン、土産物屋もあり、ミュージカル以外でもも楽しめます。

ビクトリア・ロウ

ビクトリア・ロウはカフェやレストランはもちろん、さまざまなショップが立ち並ぶ、古い歴史的な石造りの建物が並んでいる通りです。

シャーロットタウンの人気スポットの一つです。赤毛のアンのグッズを取り扱っているお土産屋さんもあります。

プロビンスハウス

プロビンスハウスは、1864年にカナダの代表者が集まり、カナダ連邦成立の為の話し合いであるシャーロット会議を行った歴史的な場所です。

町の中心に位置し、趣があり重厚で壮大な外観はとても立派です。

プリンスエドワード島の名物

四方を海に囲まれているので、海の幸が大変豊富で、中でもロブスターとオイスターは絶品です。また、ムール貝もたくさん採れます。Preserve Companyレストランのロブスターは味に定評があります。また、ジャムと紅茶の専門店でもあります。

Water Prince Corner Shop

Water Prince Corner Shopはプリンスエドワード島近海で取れたシーフードが手頃な値段で楽しめるレストランです。

シーフードチャウダーがこの店の売りです。シーフードだけでなく、プリンスエドワード島産のジャガイモも入っています。

シャーロットタウンのセントアンパリッシュのロブスターは海で採れたばかりのものを食べることが出来ます。

Griffon Dining Roomは赤毛のアンの物語に出てきそうな当時のメニューを再現したカントリーディナーが売りの英国スタイルのレストランです。アンやマシューが囲んだ団欒を疑似体験出来ます。

キャベンディッシュにあるCowsというアイスクリーム屋さんは大人気のアイスクリーム屋さんです。

それもそのはずで、プリンスエドワード島は乳製品やベリー系の果物の産地なので、アイスクリームの主原料は島内でまかなえるからです。Cowsでは、アイスクリームのコーンも自家製という力の入れようです。

最後に

プリンスエドワード島に花を目当てに行かれる方が最近多いということで、最後にこの島で見られる花を紹介します。

メイフラワーは赤毛のアンでも何度も登場した、プリンスエドワード島を象徴する花です。5月中旬頃から見頃を迎えます。

りんごの花は5月下旬から開花し、シャーロットタウンからキャベンディッシュにかけてたくさん見かけます。

ライラックは6月にシャーロットタウンの至るところで見ることができます。香水の原料にされる程ですから香りが良いです。

ルピナスは7月初旬に見頃を迎え、ルピナスが咲き始めると、PEIに住む人たちは初夏の訪れを感じるのです。

のどかな雰囲気に癒されること間違いなしのプリンスエドワード島。

是非あなたも足を運んでみては?