翻訳(Language Change)

現役バックパッカー流!『安宿&乗り物』現地交渉術についてまとめてみた!

今回の記事では、現役のバックパッカーでもある筆者の実際に行っている交渉の様子を皆さまに知っていただき、少しでも旅の参考になれば幸いと考えております。

近年、バックパッカーの旅は本当に便利になってきていて、高級ホテルだけでなく、ゲストハウスなどバックパッカー御用達の宿もホームページがあったり、大手サイトに登録していたりで、ネット経由の予約が可能になってきました。

特に土地勘がない場所での最初の宿や、夜遅くに到着する際など、あらかじめ宿やシャトルバスを確保できていることで、旅の安全性は格段にアップします。そういった意味で、宿のネット予約は便利な存在といえます。

ただし、大手サイトを通じて知ることができるのは、その宿が提示した内容や条件と、第三者目線のレビューだけ。そこに交渉の余地はほとんどありません。

アプリケーションの発達によって、本当に簡単にニーズに沿った宿を検索できます。

しかし実は提示してある金額の中には、アプリケーションの手数料なども入っている事から現地で直接交渉する事で更に安く宿泊できるパターンがよくあります。

バックパッカーは交渉の連続

現在のバックパッカーの多くは、宿の予約や乗り物の予約などネットで何でも出来てしまいます。

ただし、ネット上の予約は定価制。これが一番の問題です。

ほとんどの場面で定価制が当たり前の日本とは違い、旅先での宿や乗り物、観光、食事、買い物などのすべてにおいて、世界ではいまも「交渉」で内容や価格が変わっていきます。

そう考えると、バックパッカーにとって旅は交渉の連続です。

宿の交渉〜あなたのニーズ〜

ネット予約なら、交渉するとしても、部屋の内容の確認・アップグレードや送迎依頼程度まででしょう。

それが現地での交渉となると、あらゆることが交渉手段となり、価格もサービス内容も大きく変わっていきます。

交渉の基本は、自分が欲しいサービスと価格とのすり合わせです。

しかし、相手もプロフェッショナルですので、交渉は必ずしもバックパッカーに優位に働くとは限りません。

そこで重要なのは、まさに「駆け引き」ですが、その際に抑えておきたいのが、「あなたが何が必要なのか」です。

ここはぶらす事無く交渉していきます。

宿の交渉〜あなたの予算〜

時間に余裕があれば、周辺の安宿を何件か回って、それぞれの内容や相場を知っておくと最終的にあなたの要望通りになることが多いです。

まずは払ってもいい宿泊料金の上限くらいは設定しておきましょう。希望する金額内に、宿側の提示がはまらない場合は、

①サービスを削って宿代を下げさせる

②提示された宿代を受け入れる代わりにプラスアルファのサービスを要求する

③宿泊数を増やして平均宿代を下げる

などして、帳尻を合わせていきますが圧倒的に交渉しやすいのは③番の方法です。その土地にある程度滞在予定期間が決まっているのであれば、かなり有効的な方法です。

セキュリティ面、衛生面、支払方法など不満があれば、部屋を使用したり支払をする前に指摘して再交渉しましょう。

色々とこちらの要望を叶えていく事も良いですが、時間や場所によっては選択肢がないこともあります。

譲れるところは譲らないと、泊まらざるを得ない宿側との間に信頼関係を築けず、互いに嫌な思いをするだけとなる場合もあります。

夜中の到着の場合は、とりあえずその日だけはある程度の不満は我慢して、翌日から余裕をもって交渉するべきでしょう。

乗り物は前もって情報を知っておくべき

これは本当に重要なところで、ある地点からある地点へ移動するときにいくらかかるのかを前もって知っておくべきです。

例えば「タイ バンコクからアユタヤ 料金」というワードで検索をかけたとします。

そうすると過去にその場所を訪れた人のブログがものすごい量出てきます。中には親切すぎるくらいに目的地までの道のりを写真で収めてくれているブログも多いほどです。

そういったブログを参考に価格相場をある程度頭に入れておく事で、こちらも交渉する際に損しない交渉がしやすくなります。

自分で交通手段を限定しているバックパッカー以外は、旅先でさまざまな乗り物に遭遇します。

バスや電車などはほとんどが定額制ですが、それでも、席の良し悪し、購入する場所や相手によって不思議なことに金額が変わることもありますので、何より大切なのは情報です。

価格・時間・楽さなど、宿と同じで要求する条件には個人差がありますので、同じ安宿に宿泊するバックパッカー仲間から、宿のスタッフから、インターネットの情報からとさまざまな情報を得た上で、自分にあった方法を選び交渉していきましょう。

乗り物〜直接交渉〜

タクシーやトゥクトゥクなどは、行先や人数などによって金額が変わります。

ドライバーと直接交渉する際に、これもまたある程度の平均価格を知っておく必要があります。

強気のドライバーはこちらが相場を知らなければ、普通に倍以上の価格からふっかけてきます。

私がよくするのは、そのドライバーではなく他のドライバーに依頼するフリをします。そこからはこちらが何も言ってなくてもドライバー同士がどんどん自らディスカウント合戦をしてくれます。

この時に相場をこちらが分かっておけば、『〇〇円でどうだ?』とドライバーに問うとほぼ間違いなくその価格まで下げる事が可能です。

更にそこまで下げてもドライバー同士が譲らない時もあり、あと少し下げた値段を提示してみます。

どちらかが折れた時は、相場より下げれているなんて事もよくあります。

もちろん全てのドライバーが相場よりも高額を設定してくるわけではありませんが、基本的にこちらはそういった意識は持っておく方が良いでしょう。

こうした方法で相場まで下げる事は問題ありませんが、極端な値引きを要求するのは一種の営業妨害でもあるので避けましょう。

あくまで、双方が受け入れられる金額を引き出すための交渉です。ある程度の譲り合いで、ドライバーの運転が安全になり、かつ楽しいガイドに変身してくれる可能性もあります。

最後に

日本人バックパッカーはとにかくボッタクリの標的となりやすいです。

人を疑いから入るのは良い事とは言えませんが、交渉術は旅をしやすくするためには知識として持っておくべきです。

確かに裕福であるからこそ、海外旅行をできるのですが、だからといって言い値でOKしていては、いくら予算を組んでも足りません。だから交渉して値切るわけですが、それでも、値切るにも限度というものがあるということを知っておきましょう。

また、旅をしていると個人での入場ができないところに結構出くわします。ドライバーだけでなく、専門ガイドやポーターが必要な場合もあるでしょう。

そんな時には旅行代理店を利用しますが、この際も情報収集しておきましょう。

旅行代理店はボッタクリに関しては、あまりない事だとは思います。それでも値切ってみる価値はありますが、値切りすぎると車がボロすぎて問題が発生したり、言葉が十分に通じないガイドがついたり、自分の希望するコースを回ってもらえないといったトラブルが発生することがあります。

値切り過ぎるとクレーム対応もまともにしてもらえません。

宿や乗り物は、自分の旅の楽しさや安全を相手に預けることになります。交渉によって、互いの利害が「一致」しなければ、十分な楽しさや安全を期待できなくなってしまうこともあるので、あくまでモラルの範囲内で挑戦してみることをおすすめします。