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無数の奇岩が林立するキリスト教徒たちの隠れ家カッパドキアinトルコ

トルコは魅力的な世界遺産も多く、日本人旅行者に人気の地であったが、近年はテロ被害やシリアからの難民受け入れの影響もあり、治安を懸念する旅行者が増えてきている。

しかし結論から言うと、首都イスタンブールやカッパドキアなど主要観光地ではそれほど神経質にならなくてもよいかと思う。

ただし、シリアとの国境付近など危険情報が出ている地域は間違っても行かない様に注意したい。

もちろん100%安全と言える国なんてないわけで、事前情報や実際に現地へ行った人の情報などを自分の頭へいれておくという意識は持っておくべきだと言える。

トルコを存分に楽しむのであれば、個人で手配をするよりも周遊ツアーがおすすめかと思う。移動距離がかなりあるため、10日間程度で主要観光地を無駄なく回るのであれば、全行程ツアーを利用すると気疲れなく、かつ安全性も高まるかと思う。

世界遺産『カッパドキア』

 

中央アジア・トルコの中央部に位置する「カッパドキア」。紀元前6世紀に書かれた碑文にもその地名が残っている、歴史ある地域だ。

アナトリア高原に広がるカッパドキアは、きのこや煙突のような形をした奇岩が約100平方キロにわたって林立している。この奇観は、火山の噴火によって台地が形成され、その軟らかい地層だけが風雨に浸食されて生まれた。

奇岩には、無数の岩窟住居や教会が築かれている。その起源は4世紀ごろまでさかのぼり、ローマ帝国の弾圧から逃れてこの地に移住したキリスト教徒たちによって造らせた。さらに、彼らは地下にも数万人が暮らせるほどの広大な都市を建設し、11世紀に至るまで、ひっそりと神に祈りを捧げ続けた。このことから、この地は「ギョレメ(見てはならないもの)」と名付けられた。

ギョレメは、周囲の自然を壊すことなく人の手が加えられた希少な地域であり、多くの野生動物や植物が生息する豊かな自然にも恵まれている。

ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群は、1985年に世界遺産に登録され、見どころの多いトルコの中でも、有数の観光地となっている。

 

hot air balloon

カッパドキアといえば僕が1番に思い浮かぶのが熱気球だ。

早朝から日没まで、あちこちに大きな風船が浮かんでいるのを見ることができる。荒野を歩いての観光に飽きた頃、バルーンフライトを体験すると、その解放感にやみつきになりそうだ。

ただし、現地のバルーンツアーの多くは、海外傷害保険の適用外なので何かあったら自己責任だ。どうしても不安であれば、あらかじめ保険が組み込まれたツアーに参加するなどして対応するしかない。

洞窟ホテル

 

Cave Hotel

カッパドキアに来たら、やっぱり泊まりたいのが洞窟ホテル

洞窟そのものを改造して作ったホテルもあれば、洞窟風にアレンジして建てられたホテルもある。せっかくなのでここはやはり、ぜひ前者のホテルに泊まるべきだ。設備は洞窟風にアレンジしている方が綺麗だが、ここにきて偽物に宿泊するのはもったいない様な気がする・・。

予約する際には、本物か洞窟風かを確認しよう。

最後に

 

ベストシーズンは、4〜9月です。冬はかなり気温が下がり、雪も降るため徒歩中心の観光地であるカッパドキアの冬の観光は初めての人にはあまりおすすめできません。

カッパドキアでの旅は、巨大な奇岩とその中に掘られた美しい教会、そのミスマッチに驚きの連続となる。

風化によって出来上がった風変りな自然造形物は世界中にあるが、カッパドキアのようにその中に住居が堀られ、その地下に都市が作られている場所は他に類を見ない。

発見が最近であり、まだまだ謎だらけの世界遺産『カッパドキア』。これからどんどん研究が進んでいく中で、魅力を増していく様な伸びしろさえ感じる。間違いなく国内では感じることが出来ない圧倒的存在感と、異質な雰囲気にあなたももしかするとハマってしまうかもしれませんね。