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死者の送り出し方は国によってこうも違う。死者の祭りinメキシコ

死者の祭とは?

死者と祭という言葉に日本人なら、一瞬疑問が生まれると思います。真逆とも言える様なこの組み合わせなのですが、いわゆるお盆に近いものだと捉えてください。

故人を嘆き悲しむのではなく、家族や友人達が集い、故人への思いを馳せて語り合うとともに明るく楽しく過ごす事で死を恐怖と思う事なく、故人を死者の国へ送り出す事をテーマにしています。

 

祭の1週間くらい前から、墓場や家や様々な通りなどで祭壇作りやデコレーションが始まります。

そして、カラフルな装飾とアンバランスな頭蓋骨。もちろんニセモノですが、精巧につくられたものも多いです。初めて見るとやはり日本の文化との違いに驚きますが、街の雰囲気や街に漂う香りがこの祭のコンセプトを思い出させてくれます。

 

参加スタイル

骸骨をイメージしたフェイスペイントをすることが大切で、服装は自由です。最近では日本でもハロウィンの際に本気の仮装をする様な文化が出来ている気がします。このイベントの仮装も顔以外は自由なので、もし行かれた際には、せっかくなので仮装してみては?

イベントの最中は音楽隊が街を歩いていたり、踊っていたりと何と言ってもとにかく楽しげです。

 

死者の日の名所は?

 

1. オアハカ

死者の日スポットとして最も有名な「オアハカ」。メキシコシティのベニートフアレス国際空港からオアハカのホホコトラン国際空港まで約1時間。空港から7km離れたオアハカの市街地へは、専用乗り合いタクシー(ミニバン)を利用するのが一般的。空港敷地内にある乗り場から、人数が集まったら出発します。料金は市内ならば、1人48メキシコぺソ。

料金は少し高くなりますが、乗り合いではなく個人でタクシーを利用したい場合は、空港内にある専用タクシーカウンターでチケットを購入します。市内までの料金は230メキシコぺソで、空港から市内中心部までの所要時間は20~30分ほど。

ここオアハカは、当日(夜)のパレードに加え、墓の飾り付けがとても派手なことで知られています。マリーゴールドで埋め尽くされた伝統的なスタイルの死者の日の墓が見所のおすすめスポットです。

 

2. ハニツィオ島

メキシコ人の間で大人気の死者の日スポットです。ハニツィオ島は、ミチョアカン州のパツクアロ湖に浮かぶ小さい島ですが、死者の日(特に11月1日)の夜には、とてもにぎやかな場所になります。

夜、島へ向かうボートからはたくさんの島の街灯が見え、まるでジブリ作品の「千と千尋の神隠し」の様に全く違う世界にやって来たような景色が広がります。現地の人が言うには、ここが1番で穴場のスポットだとのこと。

日にちに余裕があるのであれば、1日と2日それぞれの場所で違いを堪能するのも良いでしょう。

 

 

まとめ

死者の日を趣旨通り存分に楽しむためには、日にちと場所をしっかりおさえておく必要がある事はお分かり頂けたと思います。国や文化は違えど根底にある死者に対する気持ちは同じだろう。しかし、表現方法は全く違っている。

日本では死者を送る、弔うというとしんみりしてしまうのだが、本当の意味で成仏するためにはこんな風に皆で一緒になって楽しみ送りだすという祭はとても素敵に思える。

この祭ではあなたの身近に懐かしい死者がいる場合でも、写真と故人の好物などを広場などの共同祭壇に供えて、祭りの参加者みんなに一緒に弔ってもらうことも出来ます。

感じた事の無い独特で素敵な雰囲気の死者の祭、是非体感して欲しいですね。