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文化の街として名高いマンチェスター!絶対行きたい代表的な観光スポットに迫る!

イギリスのイングランド北部に位置する都市、マンチェスター。ここには世界的に有名な名門サッカークラブの一つであるマンチェスター・ユナイテッドの本拠地があり、以前は香川選手が所属していたため、日本人にとってはサッカーの街というイメージが強いかもしれません。

しかし、文化の街として名高いマンチェスターにはサッカー関連施設以外にも魅力的な観光スポットが点在しています。美術館や博物館も多くありますし、歴史ある都市ですので古い建物も多くあります。

今回は数ある観光名所の中でも、王道スポットの一つであるマンチェスター市庁舎と、隠れスポットのジョン・ライランズ図書館をご紹介します。

マンチェスター市庁舎

まずはマンチェスター市庁舎(Manchester Town Hall)から。こちらはビクトリア朝時代の1877年に完成したネオゴシック様式の建物で、一見教会のように見えます。建築家ウォーターハウスによってデザインされ、日本でもヒットした映画「シャーロック・ホームズ」(2009)のロケ地にも使用されました。

見所の一つ地上約85メートルの高さにある時計塔です。建物正面にあるアルバート広場から全景を眺めることができ、空に向かってそびえ立つ時計塔は圧巻です。

時計塔には計24個の鐘があり、その中でもグレート・エイベルと呼ばれる巨大な鐘は、なんと8トン以上の重さがあるそうです。

普段は時計塔に登ることは出来ませんが、外から眺めるだけでもその荘厳さを実感することができます。時期によってはイベントで時計塔に登るツアー(定員制限あり)もあるので、旅行の予定がある際は事前にホームページなどでチェックしてみると運よく申し込めるかもしれません。

もう一つの見所は豪華な内部装飾です。市庁舎の1階は観光客にも解放されており、基本的に平日は開放区域全域の見学が可能です。カフェも併設されており、休憩することもできます。

内部装飾の見所は多くあるのですが、特に有名なのが建物中央にある大広間(Great Hall)です。大広間には、フォード・マドックス・ブラウンによって描かれた12枚の壁画が飾ってあります。壁画のテーマはキリスト教上における重要な出来事・街の商業・織物産業などで、これらの絵はビクトリア朝時代のマンチェスターの指導者たちの理想の指針とされていたそうです。

壁画以外にも、天井画も見事なものです。大広間両面にある大きな窓からは光が降り注ぎ、色鮮やかな壁画と天井画を照らしています。大広間への入り口の床もチェックポイントの一つで、勤勉さを象徴し、マンチェスターのシンボルとして扱われている蜂の絵が所狭しと並んでいます。

残念ながら、2018年の1月から2024年まで、マンチェスター市庁舎は改修工事のため内部見学が出来なくなってしまいました。しかしながら、外観の一部を見ることは可能ですし、周辺には他の有名な観光スポットもあるので、ついでに立ち寄って眺めて見るのもいいかもしれません。

ジョン・ライランズ図書館

ジョン・ライランズ図書館は、マンチェスター市庁舎から徒歩で5分程のところにある図書館で、1989年にベイゼル・チャンプニーによってデザインされ、建設完了まで10年を要したゴシック様式の建物です。

1900年に開館し、1972年から現在まではマンチェスター大学所有の図書館となっています。近年は口コミで人気が広がり、人気の観光スポットの仲間入りを果たしつつあります。

図書館内の最初の見所は長い廊下と上階に上がる主階段で、見上げると天井の美しさに目を奪われます。アーチ型の回廊や主階段は茶色一色で豪華な感じなどは全くなのですが、ところどころに施されている繊細な彫刻と石の継ぎ目が織りなす景観は素晴らしく、シンプル・イズ・ザ・ベストいう言葉がピッタリの場所です。

ハリーポッターの映画の中に出てくるお城のような雰囲気で、写真に収めずにはいられないほどです。

更に進むと読書室があります。中央奥には大きなステンドグラスがあり、教会のような作りになっています。

中央には様々な資料が展示してあり、両サイドには本棚と自習・読書スペースが並んでいます。図書館らしからぬ内観に驚きますが、光を多く取り入れつつプライバシーを考慮して外から見えにくくするためのデザインだったそうで、教会と本棚というマッチングと内部の静けさが不思議な雰囲気を醸し出しています。

他にも、多くの本が所蔵されているクロウフォードルームやスペンサールーム、本のみならず貴重な手書き原本や地図などの貴重な品々を展示しているライランズギャラリーなど、内部には見所が沢山あります。
1階にはショップも併設されており、本や絵葉書、おしゃれな雑貨などが並んでいます。週末には併設のカフェでお茶をすることもできます。

大学所有の図書館ですが一般にも毎日公開されており、無料で入ることができます。会館時間は曜日によって異なるので、事前にホームページで確認するようにしましょう。

両スポットへの行き方

日本からイギリスへ行く場合、多くの人はロンドンの空港へ到着することになります。ロンドンからマンチェスターへの移動方法は、主に飛行機か電車になります。

ロンドンからマンチェスターまでは飛行機で1時間ほど。飛行機を利用した場合、空港から市内へは電車での移動がおすすめです。市内中心部のマンチェスター・ピカデリー駅行きの電車は10~20分間隔おきにあり、移動時間も列車15~30分程です。切符は自動発券機で購入することができます。

ロンドンから電車で移動する場合は、ロンドンのユーストン駅からマンチェスター・ピカデリー駅まで高速列車ヴァージントレインを利用します。

所要時間は2時間ちょっとです。チケットは駅で当日購入することもできますが、早めに予約するほど安く購入できます。運行会社のヴァージントレイン(英語)か、欧州全域のチケットを扱っているレイルヨーロッパ(日本語予約可)のホームページでオンライン予約ができます。

マンチェスター市内の主な移動手段はバスとトラム(路面電車)で、オススメは市内中心部を走っている無料のシャトルバスです。このバスはピカデリー駅発で3つのルートがあり、中心部の主要観光地はこの無料バスでカバーされています。

3つのうちどのバスに乗っても、ジョン・ライランズ図書館付近のバス停(John Rylands LibraryまたはSpinningfields)に停車します。図書館から市庁舎までも歩いて5分程度ですので、移動はこの無料バスだけで十分事足りるでしょう。

最後に

いかがでしたか?

今回はイギリス・マンチェスターにあるマンチェスター市庁舎とジョン・ライランズ図書館をご紹介しました。両スポットとも街の中心部にあるため、マンチェスター・ピカデリー駅から出ている無料シャトルバスを利用して訪れることができます。

マンチェスター市庁舎は高さ約85メートルにもなる時計塔、建物内部の大広間とそこに飾られている12枚の壁画が見所です。残念なことに2018年1月から2024年までは改修工事のため内部見学は不可となっています。しかし外観だけでも十分見応えのある建物ですので、街歩きの際に足を伸ばしてみるのもいいでしょう。

市庁舎から徒歩5分ほどのところにあるジョンライランズ図書館は、ハリーポッターのセットを思わせるような雰囲気と美しい景観を併せ持つ回廊と主階段、本棚と教会のような内部装飾のコラボレーションが魅力の隠れ観光スポットです。

毎日無料で見学可能ですが曜日によって会館時間が違うので、必ず内部を見学したい場合は事前にホームページで確認するようにしましょう。

サッカー以外にも多くの魅力的な観光スポットがあるマンチェスター。1日あれば、ロンドンからの日帰り観光も不可能ではありません。時間に余裕があればぜひ足を伸ばしてみて下さい。