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子供も大人も楽しめる!ドイツのミニチュア・ワンダーランドの魅力とは!?

小さい子供の頃にミニチュアの人形、電車や車、ままごとセットなどで遊ぶことは誰しもが通る道でしょう。

しかし年齢が上がるにつれて徐々に遊ばなくなるので、ミニチュアグッズで遊んで楽しめるのは子供のうちだけと思っている人もいるでしょう。
しかし、ドイツ北部の大都市ハンブルクには、子供はもちろん、大人も夢中になってしまう「ミニチュア・ワンダーランド」というものがあるのです。

ミニチュア・ワンダーランドとは、その名のとおりミニチュアグッズの博物館です。世界遺産となった「ハンブルクの倉庫街(Speicherstadt)」に並ぶ倉庫の一角に位置しています。

ここにあるのはただのミニチュアではなく、世界の有名な都市、空港や駅、列車や車などが驚くほど精密に再現されているのです。

そして、展示されている鉄道ジオラマは世界最大で、これまでの総製作時間、制作費、線路の総距離、電車や車、人型ジオラマの数などでも世界一を誇っています。

連日多くの観光客や家族連れで賑わっており、子供も大人も大興奮でミニチュアを食い入るように眺めています。子供が先に進みたがっているのにお父さんが必死で写真を撮っているなんて光景もちらほら。

今回は、大人でも童心に返って楽しめるミニチュア・ワンダーランドの魅力をご紹介します。

ミニチュア・ワンダーランドの見どころ

ミニチュア・ワンダーランドは、以下の2つの見どころに注目して回るとより楽しむことが出来ます。

• 世界の有名都市などを再現したテーマワールド

現在は11のテーマワールドが公開されています。実在する国や地域・都市では、オーストリア・ドイツ中部・アメリカ・スイス・イタリア・ハンブルク・スカンジナビア(北欧)・ベネチアの9つが、それに加えKnuffingenという架空の街と同名の空港のミニチュア模型が展示されています。

それぞれ、その国や都市の観光名所や特色などが忠実に再現されており、その精巧さに興奮を覚えずにはいられません。

ドイツ中部のテーマワールドにはノイシュバンシュタイン城が、スイスであればアルプスの山やチョコレート工場が、スカンジナビアではフィヨルドやクルーズ客船、アメリカはラスベガスやグランドキャニオンと行った名所が再現されています。

そしてこのテーマワールドの驚くべき点は、現在進行形で他のテーマワールドが制作されているということです。現在は11のテーマワールドが完成していますが、ベネチアのテーマワールドは2018年の2月から公開が始まったばかり。

ベネチアの前に完成したイタリアも2016年の10月から公開され始めたといったように、少しずつ展示範囲が広がっているのです。

ベネチア完成後は、新たにフランスのテーマワールドの制作がスタートしているそうです。他にもイギリスやベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの三国)の制作予定があるとか。構想としてはアジアやインドなどもあるそうです。

現在作成中のエリアを写真に収め、1年かそれ以上期間を空けて再度訪れて完成品と比較して楽しむことができるのも、このテーマワールドセクションの大きな魅力と言えるでしょう。

• 空港や鉄道、交通などのテクノロジーシステム

先述したテーマワールドのミニチュアでは、鉄道網や信号などの交通システムやその国や街で使われている列車の車体なども事細かに再現されています。

この博物館の鉄道ジオラマのサイズや線路の長さなどは世界一とのこと。列車が駅に停車して時間差で他の列車とすれ違ったり、踏切が降りたりレールが自動で切り替わる様などはずっと見ていても飽きません。

交通網も忠実に再現してあり、信号無視をして事故を起こした車や真っ二つになった車など、日常生活のワンシーンを描いたフィギュアも多数あるので、それを探すのも面白いです。

各テーマワールドの鉄道ジオラマに負けず劣らず人気なのがKnuffingen空港のテーマワールドです。飛行機、荷物を運ぶトレーラー、プラットフォーム、機体の格納庫、混雑したチェックインカウンター、車が渋滞した空港入り口などは本物の空港そのものです。

そして周りから歓声が上がるのがミニチュア飛行機の離発着時です。滑走路を移動して加速して飛び立つ飛行機、その逆に到着する飛行機が忠実に再現されており、何十分見ていても飽きないほどです。

世界の航空会社の機体も本物さながらで、日本の航空会社では全日空のデザインの機体が駐機してあります。ぜひ探して見てくださいね。

各テーマワールドで再現されている実際の観光地などと、その中で再現されているテクノロジーシステムが主要な見どころですが、ドイツの東西分断や文明開化の歴史を再現したミニチュアの展示もあります。

また、どのテーマワールドにもネタと思えるような笑える人形フィギュアや、シュールなシーンを再現したフィギュアも点在しています。お葬式や魔女狩り?の様子、水死体が発見された事件現場、ヒマワリ畑でコトに及ぶカップルまで…。これらを見つけてみるのも大変面白いですよ。

ミニチュア・ワンダーランドへの行き方

この博物館は世界遺産に認定されている倉庫街の一角にあります。ハンブルクの中でも有名な観光スポットですので、移動に困ることはないでしょう。

ハンブルク市内での主な交通手段はU-Bahn(地下鉄)かバスになるでしょう。U-bahnであればU3ラインのBaumwall駅が一番近く、徒歩10分もかかりません。

U1ラインのMessberg駅やU4ラインの Überseequartier駅からも10~15分弱で到着します。この地域は道案内の看板や地図がいたるところにあるので、“Speicherstadt”のサインを確認しながら進めば迷うことはないでしょう。

バスであれば6番のAuf dem Sande (Speicherstadt)のバス停で下車します。このバス停は倉庫街の真横にあるので、徒歩2分ほどでミニチュア・ワンダーランドに到着します。このバス停は6番バスの終点ですが、もう一つ別方面の終点に行く6番バスがありますので、乗る際には行き先をしっかり確認してから乗るようにしましょう。

ミニチュア・ワンダーランドは倉庫街にあるため、ぱっと見だとわかりづらいです。中とは対照的に入口は大きくなく、シンプルな看板が置いてあるだけなので遠くからだとわかりません。

ですがミニチュア・ワンダーランドが入っている倉庫の壁の上部には金色で文字が書いてあるので、それを目印に壁を見ながら歩くとすぐに発見できます。

お役たち情報

ミニチュア・ワンダーランドは今やハンブルクを代表する観光スポットの一つになっています。オフシーズンでもそこそこ観光客が多く、ハイシーズンやヨーロッパのバケーションシーズンに重なると1時間以上の待ち時間になることもしばしばです。

現地でもチケットの購入はできますが、必ず行くと決めている場合は時間指定ができるチケットを事前にネットでを購入しておいた方がいいでしょう。

また、ミニチュア・ワンダーランドのホームページでは混雑予想がカレンダー形式で発表されています。会館時間も曜日やヨーロッパの休暇時期に合わせて大幅に変動しますので、混雑予想と一緒に事前にチェックするといいでしょう。

また、ホームページには今回紹介しきれなかった各テーマワールドの見所や面白フィギュアの情報や写真が掲載されています。情報ゼロの状態で色々見たりフィギュアを探していると半日以上かかります(私は1回目、滞在時間2〜2.5時間を予定していたのですが、結局4時間弱いました)。

事前に見てみたい箇所の情報を多少収集しておけばスムーズに見て回れるかと思います。

また、各テーマワールドは10分くらいおきに照明が変わり、昼間の夜の両方が再現されるようになっています。夜のミニチュアもライトアップなどがなされてとても美しいので、時間がある場合は昼間と夜景のミニチュアの両方を見ることをお勧めします。

最後に

ドイツ・ハンブルクにあるミニチュア・ワンダーランド。世界の有名な国や都市をはじめ、空港や鉄道、交通システムまで事細かに精巧に再現されています。

現在11のテーマワールドが展示されており、現在進行形で新たなテーマワールド(フランス)が製作中です。再訪時には新たな展示物が増えているという楽しみも与えてくれる、何度行っても飽きない観光スポットです。

また、ミニチュア・ワンダーランドにある鉄道ジオラマのサイズや線路の総距離などは世界一。空港を再現してあるテーマワールドは飛行機の離発着まで再現してあり、全てが自動で動くというハイテクものです。ところどころに点在する面白い人型フィギュアを見つけるのも醍醐味の一つ。

今やハンブルクの代表観光スポットになっているため、ハイシーズンには待ち時間が発生するほどの人気です。行く際は事前にオンラインでチケットを購入することをお勧めします。

子供も大人も楽しめるミニチュア・ワンダーランド。世界遺産の建物の中にあるので、観光ついでにここにも立ち寄って見て下さい。時間があっという間にすぎること間違いなしです。