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天国から最も近い島?フランスの世界遺産!ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系とは?

今回ご紹介するのは世界遺産、フランスの海外領土、「ニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系」です。

皆さんはニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系についてご存じでしょうか。

ニューカレドニアは南太平洋にあるフランスの海外領土で、フランス語ではヌーベルカレドニーと言います。

位置としてはオーストラリア大陸の東、ニュージーランドの北、フィジーの西にある地域です。

日本でも一時期『天国から最も近い島』のキャッチフレーズで旅行会社などがニューカレドニアへのツアーパックを売り出していた時期もありましたので、名前は知っている方も多いかもしれません。

そんなニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系の魅力について、ご紹介していきたいと思います。

ニューカレドニアについて

フランスの海外植民地なのにニューカレドニアという英語名が定着していますが、これは西暦1774年にキャプテン・クックによって発見されたためです。

その後西暦1853年からはフランスの海外領土となりました。

ヨーロッパ人が訪れるまで、ニューカレドニアには1万年以上前からパプア語族の人類が定住していたと考えられています。

実際に、ニューカレドニア本島(グランドテール島)からは約1万年前の岩に刻まれたペトログリフも発見されています。

その後、紀元前15世紀頃には人類史上初めての遠洋航海を行ったと言われているラピタ人と呼ばれる民族がニューカレドニアに移り住みます。

また11世紀頃にはポリネシア人がニューカレドニアに到達し、パプア人、ラピタ人、ポリネシア人の間で混血が進みました。

ヨーロッパ人は当初ニューカレドニア先住民と誠実に貿易を行っていましたが、次第に先住民を騙し、利用するようになり、タバコやアルコールなど島には存在しなかった依存性の高い嗜好品を持ち込み、先住民の間で社会問題となりました。

また、意図していなかったことですが天然痘やインフルエンザなどの島になかった病気も持ち込んだため、多くの島民が命を落としました。

このようなヨーロッパ人の行動は先住民の怒りを買い、西暦1849年にはカッター号の船員が先住民のポウマ族によって殺害される事件が発生します。

この事件以前からニューカレドニアはブラックバーディングと呼ばれる奴隷貿易の供給元として扱われ、多くの先住民が島の外の農場へと連れ去られていました。

このブラックバーディングは20世紀前半まで続きます。

現代のニューカレドニアは、コバルトやニッケルの産出と、観光業によって非常に裕福な地域の一つとなっており、住民一人当りのGDPは日本を越える4万ドルとなっています。

ニューカレドニアはフランスから独立するかどうかを問う住民投票を西暦2018年11月4日に予定しており、この投票の結果によってはフランスから離脱し、新たな独立国が生まれることになります。

ニューカレドニアの自然

ニューカレドニアの気候は熱帯気候です。

雨期に当たる時期には大量の雨が降り注ぎます。

5月から11月は比較的降水量の少ない乾期にあたるため、毎年多くの観光客が訪れます。

ニューカレドニアは小さな島々からなる地域ですが、本島であるグランドテール島だけは非常に大きく、この島だけは標高1500メートルを越える山脈も存在します。

ニューカレドニアのニューカレドニア・バリア・リーフは、オーストラリアのグレートバリアリーフに次ぐ世界第二の規模のサンゴ礁です。

直線距離1600キロメートル、面積では2万4000平方キロメートルに及ぶバリアリーフは非常に美しく、天国から最も近い島というのにも納得する方が多いと言われています。

バリアリーフとは、陸地を囲む防壁のように連なっているサンゴ礁のことで、日本では石垣島などにバリアリーフが存在します。

ラグーンというのは、このバリアリーフの内側の浅くなっている海の事です。

世界遺産に登録されているニューカレドニアのラグーンには、500種類以上のサンゴ類、1500種類以上の魚類、5000種類以上の海洋生物や、古代のサンゴ礁の化石などが存在することが確認されていて、海洋学者や研究者によっては合計で15000種類を越える海洋生物が存在するのではないかと見ています。

ニューカレドニア・バリアリーフにはサメも丸呑みにしてしまう巨大魚ブラックグルーパーやブラックマンタ、サメ、クジラ、イルカ、カメが棲息しています。

バリアリーフの内側のラグーンには、人魚伝説の元となったとも言われるジュゴンやアオウミガメも数多く棲息しています。

ジュゴンの生息数は世界3位となっており、スキューバダイビングなどのマリンスポーツ中にその姿を見る機会も多くなっています。

お役立ち情報

こちらではニューカレドニア観光に役立つ情報や豆知識をお伝えします。

マリンスポーツ

ニューカレドニアはラグーンだけでなく、手つかずの原生林や、先住民の文化などいろいろな楽しみ方ができる観光地ですが、やはり一番人気はマリンスポーツです。

カイトサーフ、ウィンドサーフィン、ボディボード、スキューバダイビング、シュノーケリングやヨット、釣りなどが人気のアクティビティで、ニューカレドニアの首都ヌメアではあらゆるマリンスポーツの器具をレンタルすることが出来ます。

英語が通じるのはもちろん、日本人スタッフがいるお店もありますので、言葉の心配もありません。

日本人観光客に最も人気のスキューバダイビングでは、ダイビングサービスアリゼという日本人が経営しているダイビングショップもあります。

アリゼ公式HP

もちろんウェブサイトも日本語ですので、興味のある方は一度ご覧になって下さい。

最後に

いかがでしたか。

これをきっかけにニューカレドニアのラグーン:リーフの多様性とその生態系に興味を持って頂けたなら幸いです。

実はニューカレドニアには日本から直通便が運行しています。

成田空港(新東京国際空港)または関西国際空港からの直通便には日本人のキャビンアテンダントも搭乗していますので、利用しやすいと思います。

運行本数は成田空港からが週5便、関西国際空港からが週2便となっています。

予約サイトで確認したところ、値段は片道4万5千円から5万円程度でした。

※2018年5月に2018年8月のフライトを予約した場合

ニューカレドニアは治安もよく、直通便があるため海外旅行初心者でも気軽に訪れる事ができる観光地なのですが、唯一の難点は物価が高い事です。

また、南国ですので日差しもかなり強いので日焼け止めクリームや帽子、サングラスは必需品です。

訪れる前はハードルが高いと思われているニューカレドニアですが、実際に訪れた方のお話を伺うと、気軽に訪れる事ができると思うという方が非常に多い観光地です。

もし、海外のリゾート地を訪れる事をお考えでしたら、是非ニューカレドニアへのご旅行もご検討下さい!