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世界の中心でハッピーニューイヤー!アメリカ「タイムズスクエアカウントダウン」へGO!

「タイムズスクエアカウントダウン」とは?

「もし今から旅に出るとしたら、何がしたい?」

旅人にそう尋ねると、実にさまざまな答えが返ってきます。

「インドに行きたい!」「ウユニ塩湖に行きたい!」「死海に浮かびたい!」などなど、彼らの旅への欲望が尽きることはありません。

そんな中「一度はタイムズスクエアで年越しがしたい!」と願う人は多くいる模様です。

「タイムズスクエアでのカウントダウン」

名前はよく聞いたことはあるけれど、その内容については、いまいちよくわかっていない人も多いのではないでしょうか。

今回タイムズスクエアにて年を越してきましたので、その見どころや注意点など、詳細にレポートしていければと思います。

「タイムズスクエアカウントダウン」の開催場所、開催時期

タイムズスクエア(Times Square)は、みなさまご存知のとおり、世界の中心アメリカ合衆国ニューヨーク市、マンハッタン区のミッドタウンにある繁華街の名称です。

東西は6番街から9番街まで、南北は39丁目から52丁目あたりにまで広がっており、いわゆるブロードウェイ・シアターや、世界の名だたる大企業の広告やネオンサインがいたるところに設置されています。

その様相はまさに「世界の交差点」と呼ぶにふさわしい。

カウントダウンが行われる大晦日には、多くの海外からの観光客が訪れ、より一層の賑わいをみせるのです。

「タイムズスクエアカウントダウン」の歴史

そもそも、タイムズスクエア自体ができたのは1904年のこと。

もともとの名称は「ロングエーカー・スクエア(Longacre Square)」であり、ニューヨーク・タイムズ社が現在のワン・タイムズスクエアに移転してきたのをきっかけに、現在の名称に変えられました。

その後、1920年代にかけてシアターや音楽ホール、きらびやかなホテルなどが建設され、急速な発展をみせたものの、1933年におこった世界恐慌により、その雰囲気は一変。

連日連夜、ポルノやセクシーなショーを上演する大人の街へと変化します。

当時の凋落はすさまじく、1960年代から1990年代初頭には、ニューヨーク市の危険地帯を代表する場所であるとまで揶揄されました。

1994年、そうした状況を変えようと立ち上がったのが、当時市長に就任したルドルフ・ジュリアーニ氏でした。

同氏は2001年まで市長を務めあげ、ニューヨーク市の凶悪犯罪の撲滅、および治安改善に大きな成果をあげました。

2001年の同時多発テロ事件の際には、当時の大統領ジョージ・ブッシュ氏とともにテロとの闘いを宣言、「世界の市長」と呼ばれるほどの名高い人物です。

ジュリアーニ市長の指揮のもと、タイムズスクエア一帯からポルノショップは姿を消し、現在の観光客にも親しまれる「世界の交差点」へと、徐々にその姿をかえていきました。

なお、カウントダウンはタイムズスクエア設立当初から実施されており、2005年にはカウントダウン100周年ということで、世界から約70万人もの人々が集まりました。

「タイムズスクエアカウントダウン」の見どころ

たかがカウントダウン、されど、カウントダウン・・・。

さすがはタイムズスクエアです。

とにかく豪華なイベントが目白押しです。

なかでも、特に楽しんでいただけるのは、以下の二つです。

  • 超豪華アーティストたちによるコンサートライブ

日が暮れるにしたがって、名だたるアーティストたちによるライブが特設ステージにて行われます。

そのジャンルはポップやR&B、カントリーミュージックなど様々。

ライブを行うのはみんな、米国を代表するシンガーばかり。

洋楽にそれほど馴染む機会がなくとも、盛り上がれること間違いなしです。

過去には

Idina Menzel

American Authours

Magic!

Taylor Swift

など、日本人にもお馴染みのアーティストが参加しています。

ちなみに2017年の目玉は、定番クリスマスソング「All I Want for Christmas Is You」でおなじみのマライアキャリーでした。

  • これぞ醍醐味!タイムズスクエア・ボール

年越しのカウントダウンの際に登場するのが、タイムズスクエア・ボールと呼ばれる時報球です。

普段はタイムズスクエアの一番街、ワン・タイムズスクエア・ビルのてっぺんに設置されているこちらのタイムボール。

12月31日の23時59分になると、ド派手なボールがポールを伝い、徐々に落下。

0時ピッタリには6メートル下まで落ち切り、その瞬間、タイムズスクエア一帯から紙吹雪が舞うのです。

「何か話題になる企画がやりたい!」ということで、1907年に考えられたのがこちらの企画です

もともとは、新年を迎えると同時に花火を打ち上げていました。

戦時中であった1942年、1943年を除いてイベントは実施され、現在では少なくとも10億人以上の人々が視聴、100万人が参加する、アメリカの新年を象徴する一大イベントにまで成長しました。

ちなみに、現在使用されているボールは6代目。

2007年のボール導入100周年を記念して作られたもので、直径3.7m、およそ2700個のクリスタルと、1万個のカラフルなLED電球がちりばめられています。

初代のボールが鉄とウールを原料とし、25ワットの電球によって形成されていたことからも、その差は歴然。

ボールの変遷をみるだけでも、時代の進歩を目の当たりにすることができます。

「タイムズスクエアカウントダウン」の楽しみ方

その光景から、華やかなイメージばかりが先行している、タイムズスクエアのカウントダウン。

実は、その年明けを迎えるにはけっこうな苦行を強いられることになります。

現に参加者の9割以上は観光客。

現地の人々はホームパーティを行うのが一般的ですし、なにより疲れるものですから、テレビの前でその様子を見るのが普通だそう。

ですが、せっかくニューヨークまできたんだ。

思いっきり年越しを楽しんでいただきたい。ということで、知っておくべき注意点をいくつかまとめてみました。

とにかく、朝早くから並ぶのが吉です。

カウントダウンに向けバリケードも午前10時ごろから設置され始めます。

「年越しだし夜行けばいいや」と思っている方は考えが甘い。

午前中から入場口は人々でごった返し、人気のエリア付近では午後3時頃には入場規制がかかります。

目玉であるライブ会場、タイムズスクエア・ボールがあるのは43丁目付近。

予め地図を確認したうえで、43丁目~47丁目付近に陣取るのがよいでしょう。

この時に注意したいのが、ニューヨークの冬は非常に寒いということ。

年によりますが、平均するとその気温はマイナス10度ほど。

厚着しすぎるくらいがちょうどよいと思います。

大混雑は必至ですので、バックパック類の持ち込みは禁止。

小さめのポシェットまで、持ち込み可能です。

ですからカメラは首から下げるか、またはスマートフォンで代用するようにしましょう。

バッグを持っていたことにより撤収を命じられ、せっかく並んだ列をイチから並びなおす…といった事例もあるそうですので、軽装備で参加するように心がけましょう。

そして何より一番重要なのが、成人用のオムツを履いてくること。

というのもこちらのカウントダウン、とにかく待ちます。

午前10時から並んだとして、年越しまででも12時間。

その間、トイレは行けないものと覚悟しておいたほうがよいです。

1年の最後の日、世界の中心でお漏らしをする。

『世界の中心でお漏らしをする』、とても映画化できたものではありません。笑

成人用オムツ、マストアイテムだと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?

その壮大なお祭りムード、煌びやかな雰囲気がある一方、なかなかの苦行を強いられるのがタイムズスクエアのカウントダウンです。

ですが待って、待って、待ちに待ったその先の年越しは、まさに感動そのもの。

半日にわたる苦行から解放され、最高の年明けを迎えられること間違いなしです。

一生に一度は訪れるべき、年越しのイベントだと思います。

ぜひ、足を運んでみてくださいね。