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ルーマニア観光ならここは外せない!ブラショフの魅力に迫る!

 ブラショフはルーマニアのトランシルバニア地方の街で、首都であるブカレストに次ぐ観光都市です。

人口は約30万人です。ドイツ風の建物が立ち並ぶ旧市街の街並みが見ものです。古いサクソン建築と城跡が特徴的です。

中世の時代にドイツ系のザクセン人がこの地に移住してきました。

直接、ドイツがこの地を支配したことはありませんが、ザクセン人の移住者が増える程、ドイツ風の家屋が増えていき、いつの間にか、他の中世のドイツの街とあまり変わらない街並みが形成されるに至りました。

更には、ドイツ系ザクセン人に代わりハンガリー人が移住してきて、それまでのドイツ系の市街区に調和する形で独特なブラショフの街を形成しました。 

郊外にはボヤナブラショフというリゾート地があり、夏は避暑地として、冬はスキーリゾートとして賑わっています。

ブラショフはルーマニア語で、ドイツ語ではクローンシュタット、ハンガリー語では、ブラッソーといいます。

ルーマニアについて

ルーマニアは、東欧では珍しいロマンス系の言語であり、他民族がルーマニア語をマスターするのは大変困難だと聞きます。

ブラショフは他地域からの移住の方が多いので、例えばハンガリー系の住民ですと、最初からハンガリー語を勉強してルーマニア語を学ばない方も多いです。

ルーマニアの通貨はレイといいます。1レイは日本円で約30円です。日本で両替は出来ません。ブカレスト空港の両替所で日本円からの両替が可能です。

ブカレストの街中に両替所はたくさんありますが、日本円からの両替は出来ません。ユーロかアメリカドルからの両替になります。

ブラショフの観光

シュケイ地区は、ドイツ移民によって建設されたブラショフの街に住むことが許されなかった先住ルーマニア人たちが移り住んだ地域です。聖ニコラエ教会とルーマニア最古の学校があります。

黒い教会は、14世紀から15世紀にかけて、約80年かけて建てられたトランシルヴァニア最大のゴシック様式の教会です。

16世紀にトルコ軍、17世紀にハプスブルク軍が街に押し寄せた際に、攻撃を受け、外壁が黒く焦げたことから黒の教会と呼ばれるようになりました。教会内には4000本のパイプと4つの鍵盤を持つルーマニア最大のパイプオルガンがあります。

スファトゥルイ広場は、ドイツのマルクト広場を彷彿させる広場です。旧市街の中心地でもあります。たくさんのブランド店、レストラン、カフェ、スーパーがあります。

レプブリチ通りはスファトゥルイ広場に連なるブラショフで最も賑やかな通りです。

トゥンパ山の山頂からは、ブラショフの街並みが一望できます。ケーブルカーで山頂まで往復することが出来ます。山頂にはレストランもあります。値段は往復15レイです。

ブラン城は、吸血鬼ドラキュラの居城のモデルとなった城です。

1377年にドイツ商人がワラキア平原からブラショフに入ってくるオスマン朝軍をいち早く発見するために作られました。城主であった串刺し公ヴラドツェペシュがドラキュラのモデルとされました。入場料は、25レイです。ブラショフの中心部から約45分の所要時間です。駐車場付近にレストラン、売店がたくさんあります。

ブラショフの名物

ブラショフの名物料理にはパパナッシュがあります。パパナッシュとは、揚げたてのドーナツにサワークリームとさくらんぼジャムをかけたものです。街中のレストランやカフェで注文出来ます。

サルマーレはブラショフに限らず、ルーマニアの国民食と言える料理です。ルーマニア風ロールキャベツです。仕上げにサワークリームを掛けるのがルーマニア流です。

グラシュデヴィタはハンガリー風パプリカのスープです。トランシルバニア地方ならではの名物料理です。

お土産としては、ルーマニア全体のお土産ということでジェロビタールが筆頭に挙げられます。国家プロジェクトとしてアンチエイジングの研究がされていて、その開発の中で出来た化粧品です。

日本で買うよりだいぶ安いので、女性へのお土産としてはお勧めです。街中の化粧品店で購入できます。

ゴヴォールという織物もルーマニアのお土産としてはお勧めです。羊の毛から作られており、幾何学模様の柄です。ハンドメイドなのでお値段は決して安くはありませんが、お土産としては最適です。

ブラショフのホテル レストラン

ルーマニアでは、民族舞踊のことをフォークロアといいます。

レストラン「Cerbul Carpatin」はルーマニアのフォークロアを楽しみながら夕食を楽しむことが出来ます。ルーマニア産のワインの種類が豊富です。

名物料理はチョルパで、ルーマニア風チキンスープです。ルーマニアでは、このチョルパの粉末スープも販売されており、お土産としてもおススメです。

チャスラウはブラショフに住んでいる地元の人には大変人気のレストランです。精肉会社の直営なので良質の肉を使った肉料理が味わえ、しかも値段は手頃です。ルーマニア風の煮込みからドイツ風のカツレツまでメニューも豊富です。

ブラショフのホテルは質の高いホテルが多く、しかも他のヨーロッパの都市のホテルよりもかなり安いです。

お勧めはキュービックスホテルです。

郊外にありますが、市内中心部への直通バスがあります。近くにはカルフールがあるので、お土産を購入したり、日用品を手に入れるのに便利です。ジェロビタールも購入出来ます。コンパクトではありますが、バスタブ付きの部屋はきれいで使いやすいので大変日本人向けです。

旧市街にもホテルは何軒かありますが、古い建物のホテルが多く、使い勝手が悪いので、少し郊外の新しいホテルをおススメします。

最後に

ブラショフの良さと魅力は良い意味でルーマニアらしくない雰囲気を持つ街だということです。

ルーマニアという国にとっては決して誇りに思えるような街ではなく、むしろ悲惨な歴史を持つ街であり、あまり積極的にはPRしたい街ではないでしょうが、観光客にとっては訪れる価値のある街の一つです。

首都ブカレストからブラショフまでは鉄道で2時間半、バスで約3時間半です。

便数がバスのほうが多く、値段も安い上、車両も新しいのでバスがおススメです(鉄道:65レイ、バス:34レイ)。