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メキシコの世界遺産!プエブラ歴史地区に行ってみよう!

プエブラ歴史地区は、 メキシコシティから東へ120キロメートルほど離れた場所にあるプエブラ州の州都プエブラに存在する街で、標高2100メートルの高地に位置しています。

16世紀頃に建造された世界遺産で、その建造物は植民地時代のものでもあります。

世界遺産と呼ばれるだけあり、それだけでも魅力的な場所ですが、プエブラ歴史地区をより魅力的にするのが、この土地の良質の土です。この土によってこの地区では建物の多くが美しいタイルで彩られます。

例えば観光名所として、サン・フランシスコ聖堂、サント・ドミンゴ聖堂が挙げられます。

またこれら荘厳な建造物とは少し趣向の違う「砂糖菓子の家」も観光名所として挙げられ、さまざまな装飾と色彩に心奪われることでしょう。

プエブラは現在メキシコで第4の都市として栄えています。しかし標高が2100メートルと高地に位置するこの地は実はスペイン人が来るまでの間は未開の土地でした。

そのため、スペイン人は先住民の都市を破壊して都市を再構築するのではなく、本国からの農民の移民などを用い故郷を思わせるスペイン風の街並みをあえて作り出してできた街なのです。

タラベラ焼

プエブラ歴史地区といえば特産品でもあるタラベラ焼が有名です。

青を基調とした陶器で、デザイナーに施された華やかな柄と凹凸のあるデザインで作られているこのタラベラ焼はタイルやカップ、お皿、水タンクなど多種多様で幅広い製品としてその存在感を放っています。

元々はスペイン人たちがプエブラ歴史地区にやってきたときに、陶器作りに最適な良質の土があることを見出し、スペイン中部にある陶器の産地であるタラベラで用いられる技法を導入することでイスラム様式をも盛り込んだ美しいタイルを作り出すことに成功しました。

精緻な装飾や金箔が全体を覆う荘厳なカソリック様式であるサント・ドミンゴ教会のロサリオ礼拝堂や、モスクを彷彿とさせる旧サンタ・ローサ修道院の屋根全体を覆う色鮮やかなタイルはタラベラ焼でできており、このように今なお残る様々な文化が美しい形で融合する宗教建造物は、見る人訪れる人の胸そして心を強く熱く震わせてくれます。

プエブラ歴史地区は工業の街としての側面や素質があり、元々はガラスやテキスタイルの産地として知られている場所でもあり、物作りや工芸品関係の美術館も多いことから、その道に通じる方や専門として仕事をされている方、またその分野に興味のある方にとってはたまらない観光地となるでしょう。

おススメ観光スポット・ベスト6

1. ソカロ

プエブラ歴史地区のソカロ(中央広場)は古典的なスペイン設計で、もともとは長方形でしたが見栄えがあまりよくなく、後に正方形となりました。

ソカロは本当にいつも賑わっており巡査により治安が保たれています。広場の周りにはグルメの町としてカフェ、レストラン、屋台などがたくさんあるほか、もちろんランチもディナーもこの周辺で楽しむことができます。

ソカロとカテドラルという場所の間は通行止めとなっており車両が通らないので、夜にライトアップされるイルミネーションとともに夜のソカロを楽しみましょう。

夜は冷えて寒いので、服をたくさん着込んで外に出るようにしてください。

2. Capilla del Rosario

すでに紹介したサント・ドミンゴ教会は「ウルトラバロック」と呼ばれる建築様式のとても美しいチャペルで毎年多くの観光客が訪れる歴史的観光名所です。

メキシコをはじめ中南米におけるウルトラバロックとはポルトガルやスペインが持込んだ教会における主要な建築様式で、バロック様式から独自の発展と遂げた様式です。

このチャペルの装飾やや極端な造形美そして鮮やかな色使いはプエブラ歴史地区におけるハイライトともいえます。

3.エル・パリアン市場

プエブラ歴史地区の中心から歩いていける範囲にあるため、民芸品市場でお土産を購入するのにうってつけのスポットです。

タラベラ焼の陶器の購入といえば市場の中の陶器店街がオススメですが、ここでは数多くある商品の中から最適なものを選ぶ方法を紹介します。

まずは自分の感性に従ってこれだという陶器が並ぶ店を見つける事から始めます。その中からお好みのものを選んだら、その陶器の裏に工房の名前が入っていることを確認します。

また陶器の表面を触った際に絵付け部分の盛り上がりが感じられれば完璧です。

4.カテドラル

ソカロの真正面に位置するこのプエブラ大聖堂も、プエブラ歴史地区における観光のハイライトといえるでしょう。

見るからに立派で荘厳なこの大聖堂の高さは70mもあり、塔上部の鐘楼に至っては重量が8.5トンに達します。

この鐘には、舞い降りてきた天使たちが塔に吊るしたという伝説があるため、このプエブラ歴史地区は「天使の街」とも呼ばれているのです。

5.アンパロ博物館

プレヒスパニック、植民地時代、近代、現代と分類される多種多様なコレクションは1700以上にも及び、 その後から現代に至るまでに1300以上の作品を収容するこの大博物館は、メキシコの歴史への見識を深めるのに欠かせない場所です。

この博物館には対話型ディスプレイも用意しており、現代のニーズに沿ったコレクション紹介方法も導入しているのが特徴です。

6.Alley of the Frogs (Callejon de los Sapos)

もともとは「ヒキガエル路地」の意味を持つこのストリートは、週末にフリーマーケットが開催されることで有名です。

プエブラの歴史地区のはずれに位置するこの通りは、アンティークショップが軒並み並ぶため、骨董品に興味がある方は何時間でも時間が過ごせるでしょう。

どの作品もメキシコの伝統を受け継ぐセンスのいいものばかりなので、メキシコならではのお土産を購入するのにも適しています。

また骨董品だけでなく夜にはライブ演奏も開催されたり屋台バーなども出るため、メキシカンビールを飲みながらライブを楽しむこともできます。

最後に

治安が良く安心して観光ができるプエブラ歴史地区は、世界遺産として歴史を感じさせるスポットです。

ショッピングやグルメの街としても有名で、観光客を幅広いサービスでもてなしてくれます。

歴史的建造物、タラベラ焼、フリーマーケットとアンティーク品、レストランや屋台など、まさに持っている五感をフルに活用して、旅をしている間は一分一秒を惜しむほど楽しめるでしょう。

また街並みや作品は写真写りのいいものばかりですので、写真を撮るのが好きな方にとっては忙しい旅ともなるかもしれません。

メキシコの気風、スペインやポルトガルから持ち込まれた西欧の雰囲気をぜひお楽しみください。