翻訳(Language Change)

フランスの隠れランドマーク!白亜の聖堂、サクレ・クール寺院とは?

世界中で最も多く観光客が訪れる国フランス。

その首都パリには多くの観光スポットがあります。

エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、凱旋門、ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿など、誰でも一度は耳にしたことのある有名スポットがパリ近郊にひしめき合っています。

それらの中に、他の観光地とは少し異なる雰囲気のランドマークがあります。それはサクレ・クール寺院。パリ北部のモンマルトルの丘に佇む白亜のバジリカ聖堂です。ロマネスク様式・ビザンティン様式の寺院なので、パッと見るとトルコなどにあるイスラム教の寺院を彷彿させます。

サクレ・クール寺院は見所がたくさん凝縮されており、行って後悔することはありません!おまけに入場料はタダなのです。

今回はこのサクレ・クール寺院の魅力や行き方、観光の際の気をつけるべきポイントをご紹介します。

サクレ・クール寺院で見るべき3つのポイント

サクレ・クール寺院には多くの見所がありますが、その中でも特にオススメの4つのポイントを紹介します。

• 寺院と空のコントラスト

前述の通り、サクレ・クール寺院は真っ白のバジリカ聖堂です。訪れる際は天気をチェックして、出来れば晴れの日を狙って行きましょう。

丘の麓から眺めた際の白の寺院と青空、緑の芝生のコントラストは本当に美しいです。
青空との組み合わせに限らず、日が落ちる頃の茜色の空とのコントラストもまた絶景です。

昼間の清々しさとは違い、シックでおしゃれな雰囲気を楽しむことが出来ます。夜にはライトアップもされますが、治安のいい地域ではないので、夜に行く場合は絶対に一人では行かないようにしましょう。

• 寺院内のキリストのモザイク画

外観に負けず劣らず、寺院の中も感動の連続です。寺院内部は両面に美しいステンドグラスが並んでおり、日が差し込むとキラキラと輝いて神秘的です。

そして内部1番の見所は、何と言っても正面奥のドーム天井に描かれているキリストのモザイク画。青の背景に両手を広げるキリストのそれには圧倒されます。

晴れている日は手前のドーム天井から結構な明かりが入るので、より鮮明に綺麗に見ることができます。このモザイク画は475㎡で、世界でも最大級サイズとのこと。

キリストの周りには、ジャンヌ・ダルクなどのフランスに関わりの深い聖人たちも描かれています。

• 屋上ドームと正面テラスからパリ市内を一望

サクレ・クール寺院が位置するモンマルトルの丘はパリの中でも高い位置にあり、パリ市内を一望できる名スポットです。市内を一望できるのは、寺院正面のテラス階段と、屋上ドームの二ヶ所。

テラス階段からは、パリ市内を広範囲にわたって一望できます。エッフェル塔などの高い位置から下を見下ろす景色とは違い、裾のように目前に広がるパリ市内の建物群が見所です。

もう一つの展望スポットである屋上ドームへは、寺院入口横の左手にある階段を降りたところにある入場口から入る事ができます。

寺院内へは無料ですが、屋上ドームへ行く場合は有料です(2017年11月の時点では大人一人6ユーロでした)。屋上ドームからは、寺院正面のテラス階段よりさらに高い位置からパリ市内を一望できます。ただ、テラス階段と違って屋上ドームは狭く、そこでゆったり時間を過ごすことは出来ません。

ですが、ぐるっと一周回る事でパリ市内を360度見渡すことができますし、晴れていればエッフェル塔などもはっきりと見えるので、一見の価値アリです。

しかし、屋上ドームへたどり着くには、ひたすら螺旋階段300段ほどを登らなければなりません。そして道幅が狭いので休憩できるスペースもほぼないので、登る際は多少覚悟して登ったほうがいいでしょう。また、ある程度の高さまで登ると建物外部を歩く場所があります。

石がツルツルして足が滑ることもあるので、スニーカーなど動きやすい靴を履いて行くようにしましょう。

サクレ・クール寺院への行き方

地下鉄でのアクセスが一番わかりやすいです。

メトロ2番線のAnvers駅を出るとすぐに土産屋が並ぶ通りがあるので、それを登って行くだけです。この駅からは徒歩5分もかからず寺院の麓までたどり着けます。

メトロ12番線のAbbesses駅からも徒歩10分程です。こちらは一本道ではなく右折左折をしなければなりませんが、左側を見て歩けば建物の隙間から寺院の方角がわかるので、迷うことはありません。有名なジュテーム(愛)の壁を見たい場合はこちらの駅を利用しましょう。

前述の通り、サクレ・クール寺院は丘の上に位置しています。寺院の麓から正面までは階段を登るか(緩やかな階段ですが結構な段数があります)、またはケーブルカーを利用する事ができます。ケーブルカーは有料で、メトロの一回券や一日乗車券で乗る事ができます。

体力に自信がなかったり疲れている場合は、上りはケーブルカー、下りは階段を利用して景色を見ながら下るといいでしょう。

注意点&お役たち情報

サクレ・クール寺院は毎日見学可能で、寺院内部は朝の6時から夜の10時半までが見学時間です。

屋上ドームは時期やメンテナンスなどによって見学可能時間が異なるので、事前にホームページでチェクしておきましょう。

サクレ・クール寺院公式ホームページはこちら

また、サクレ・クール寺院があるパリ北部は他の地域と比べて移民が多く、治安が悪い傾向にあります。そして、モンマルトルの西側はかのムーランルージュを擁するパリ屈指の歓楽街です。昼間は観光客も多く警官も巡回しているのでそこまで警戒せずとも大丈夫ですが、暗くなってからや夜は一人では絶対に出歩かないようにしましょう。

そして観光客が多いところに必ず現れるのがスリです。写真を取ることに夢中になっているとスマートフォンやカメラをひったくられたり、階段やベンチに座って景色を見ているとバッグの中から貴重品がなくなっていたりと、被害は後を絶ちません。

数人の女性が署名を装って近づいてきて、気を取られている隙に仲間が貴重品をするケースもあります。人が多い時間帯に行く際は、バッグの取り出し口を手で塞いで持つ、洋服のポケットに貴重品を入れて歩かない、署名などを求められても無視するなど、きちんと対策をしましょう。

また、この近辺ではミサンガをしつこく売りつけたり、勝手に腕に巻いてきてお金を請求するという露天商も有名です。商品を持って近づいてくる人がいれば、興味がない限りははっきり断るか無視するのが無難です。

モンマルトルの丘付近は、昼前から午後以降にかけて多くの観光客や露天商、大道芸人で賑わいます。写真に納めたくなるようなスポットが多いので、人が少ない間に綺麗な写真を取りたい場合は朝10時前に行くのがおすすめです。

最後に

いかがでしたか?

パリ北部のモンマルトルの丘にある白亜のバジリカ聖堂サクレ・クール寺院。外観と空のコントラスト、寺院内部のキリストのモザイク画、寺院正面のテラス階段と屋上ドームからのパリ市内の眺めなど、たくさんの魅力が詰まった観光スポットです。

この寺院の観光を最大限楽しむためには、晴れの日が断然お勧めです。

ルーブル美術館などのある中心部からは少し離れていますが、地下鉄でアクセスが可能なのでちょっと足を伸ばすだけで大丈夫。寺院内の見学は毎日長時間可能なので、夕方以降でも余裕を持って楽しむ事ができます。屋上ドームへ登る場合は、事前にホームページでオープン時間と日時を確認しておきましょう。

スリや押し売りなどには多少気を付けつけておけば、楽しい時間を過ごせる事間違いなしのオススメスポットです。フランスへ旅行される際はぜひ足を運んでみてください。