翻訳(Language Change)

フランスに行くのに知らないの?風光明媚な湖畔の街アヌシーを徹底解説!

アヌシー(Annecy)とは?

フランス東部、アルプス山脈の近くに位置する街アヌシー(Annecy)。

ヨーロッパ一の透明度を持つアヌシー湖の湖畔に広がる街で、中世の頃からこの地方の主要都市の一つとして栄えてきました。

街中には運河も走っており、中世の名残が感じられる旧市街エリアはその美しさから「フランスのベニス」とも称されるほどです。

街中には庭園や古城など様々な観光スポットが点在しています。

エメラルドグリーンに輝く美しい湖と大自然に囲まれたアヌシーは、夏は避暑地、冬はスキーなどのスポーツの拠点として、一年を通して国内外からの多くの観光客で賑わいます。

アヌシー湖や近郊で楽しめるアクティビティは、マリンスポーツから冬のスポーツ、空の旅などかなり充実しています。

美しい湖と町並みや観光スポット、雄大な大自然に多岐にわたるアクティビティといった沢山の魅力が詰まったアヌシーは、日本でも一部の人にはそこそこ知られてはいますが、素晴らしさの割にまだまだマイナーな観光スポット。

そこで、今回はアヌシーの見どころや周囲でできるアクティビティ、アクセス方法などを詳しくご紹介します。

アヌシーの見どころ

パレ・ド・リル(Palais de l’Île)と旧市街

アヌシーの旧市街の顏として大人気なのがパレ・ド・リルです。

街中を流れるティウ運河の中洲に建っている石造りの建物で、元々は12世紀に建てられたジュネーブ伯の屋敷でした。

その後は牢獄や裁判所などとして利用され、現在は町の歴史博物館として利用されています。

パレ・ド・リルの内部では、町の歴史や不定期に変わる絵画などの展示が行われています。

建物の内部そのものも中世の趣を残しているので、時間があれば内部に入ってみるのもいいでしょう。

ペリエール通りにかかる橋からのパレ・ド・リルの眺めはアヌシーを代表する名スポットの一つ。

美しい町並みと運河の真ん中に堅牢な石造りの建物がそびえる姿は印象的です。

橋からは旧市街の通りやアヌシー湖、その後ろの山脈なども見ることができるので、一度にいろいろな眺めを楽しめます。

また、ティウ運河の両サイドはアヌシーの旧市街に当たります。

特に、パレ・ド・リルに向かって左側のエリアには、古い建物や石のアーチが特徴のアーケードが残っています。

パレ・ド・リルを見に行く際は、ぜひ時間をとって周辺の街中を散策することもお勧めします。

アヌシー城(Château d’Annecy)

旧市街南側は緩やかな丘になっており、その上にアヌシー城が建っています。

こちらもジュネーブ伯によって12世紀に建てられたもので、その後は領主の居城や兵舎として利用されていました。

現在は郷土博物館、および湖の観測所として利用されています。

修復された美しい白塗りの正門をくぐるとそこは別世界。

内側は年季がひしひしと伝わる古い塔や石畳、城壁があり、内と外のギャップに驚かされます。

正門から入って正面奥に見える蜂蜜色と赤い屋根が特徴の建物が博物館および観測所で、博物館では先史時代の出土品や、湖周辺の自然や人々の生活に関するパネルなどが展示されています。

博物館のさらに奥は小さな庭のようになっているのですが、アヌシー城に来たら必ずこの庭まで行きましょう。

というのも、ここはアヌシーの街並みを一望できる眺望スポットなのです。

眼下に広がる赤茶色の屋根や所々に見える教会の塔、奥に広がる山々やちらっと見えるアヌシー湖の眺めは必見です。

ヨーロッパ庭園(Jardins de l’Europe)と愛の橋(Pont des Amours)

アヌシー湖湖畔に位置するヨーロッパ庭園は、19世紀に湖畔の湿地帯をイギリス式の庭園に作り変えたものです。

庭園内は樹木と芝生がきちんと手入れされており、またベンチなども多いので散策後の休憩などにぴったりの場所です。

春には新緑が、秋には木々の黄葉が楽しめます。

湖畔沿いは遊歩道として整備されており、美しいエメラルドグリーンのアヌシー湖を堪能できます。

また、この庭園の湖畔沿いには遊覧船やボートが停泊しており、これらのアクティビティーを楽しむ際はここや庭園北側の広場がスタート地点になります。

ヨーロッパ庭園の北側には芝生の広場があるのですが、その広場と庭園を繋いでいるのが愛の橋です。

その名からも判るように恋人たちのデートスポットとして有名な橋で、手をつないで渡ると願いが叶うのだとか。

恋人との旅行でない場合でも、ここにはぜひ足を運びましょう。

この橋からは、透き通ったアヌシー湖と広大な山々を一望することができるため、街有数のシャッタースポットでもあるのです。

天気がいい日には最高の景色があなたを待っているはず。

アヌシー湖を満喫する上ではヨーロッパ庭園やこの愛の橋は外せないので、ぜひ時間をとって歩いて見てください。

アヌシー近郊でできるアクティビティ

アヌシー湖では遊泳はもちろん、遊覧船、ヨットやダイビング、水上スキー、パドル・ウィンドサーフィン、カヤックなどが楽しめます。

また、遊歩道やハイキングコースなどもしっかり整備されており、湖畔の散策や近郊へのハイキングも人気です。

レンタルサイクルショップも点在しており、湖畔でサイクリングを楽しむ人も大勢います。

夏場であれば、ぜひ何かしらマリンスポーツを楽しむことをお勧めします。

アヌシー近郊では、冬はスキーやスノーボードなどができるため、多くの観光客がウィンタースポーツを楽しみにやって来ます。

冬場はアヌシーから近郊の各ロッジ行きのバスが運行しているため、交通の要所となっているのです。

また、アヌシーの街にはアイススケートリンクもあるので、スケートも楽しむことができます。

冬場は湖が特に透きとおって見えるので、遊覧船に乗流のもお勧めです。

上記で紹介したアクティビティももちろんいいのですが、お勧めはパラグライダー体験です。

他のものと比べ値段が高いのが難点ですが、高所恐怖症でないのであればぜひチャレンジしてほしいものです。

初春から初冬にかけて体験できるのですが、天気が良ければ青空、アヌシー湖、アヌシーの街、湖畔に点在する小さな美しい村などを一望できるのです。

コースによって値段や所要時間は大きく変動しますが、15分程度のものであれば75ユーロほどで体験できます(インストラクターと一緒に飛ぶので初心者でも安心です)。

数日前に予約が必要ですが、天気予報を確認して行けそうであればぜひ旅の思い出にチャレンジして見てはいかがでしょうか。

アヌシーへのアクセス・街中移動

アヌシーにはフランス国鉄の駅があるので、交通の便は悪くはありません。

パリのリヨン駅(Paris Gare de Lyon)からはアヌシーまで直行のTGV(新幹線)も出ています(時間帯によっては乗り換えが必要な場合もあります)。

パリからの所要時間は4時間前後です。

アヌシーの近郊にある大都市はリヨン(Lyon)で、リヨンからはアヌシー直行のTER(特急列車)が出ています。

リヨンからの所要時間は2時間程です。

その他、周辺都市であるグルノーブル(Grenoble)などからも列車でアクセス可能です。

アヌシーはスイスとの国境に近いため、ジュネーブ(Geneve)からもアクセス可能です。

ジュネーブからは鉄道やバスを利用してアヌシーに行くことができます。

鉄道の場合は所要時間は2~3時間半ほどです(乗り換えがある場合が殆どなので、乗り換え時間により大幅に所用時間が変動)。

ジュネーブからの場合、バスの方が時間が短くてすみます。

直行バスであれば1時間前後、乗り換えなどがあっても2時間かからない場合が殆どです。

ジュネーブからアヌシー行きのバスは複数の会社が運行しており、ジュネーブの空港から出発するもの、ジュネーブの駅やその周辺から出発するものなど様々ですので、自分の都合にあったものを選ぶとよいでしょう。

アヌシーの街中は、中心エリアであれば基本的に徒歩で見学が可能です。

国鉄の駅から今回ご紹介したスポットまではどれも徒歩15分かからない程度です。

アヌシー湖周辺をじっくり散策したい場合は、レンタル自転車もオススメです。

駅周辺や湖畔周辺にはレンタルサイクルショップが点在しているので、自転車を借りて湖畔をサイクリングするのもいいでしょう。

まとめ

フランス東部の街アヌシーは、ヨーロッパ一の透明度を誇るアヌシー湖湖畔に位置しており、街中の観光から湖畔や周囲の大自然まで満喫できる素晴らしい観光都市です。

アヌシーの街中の観光名所としては、ティウ運河の中洲に建つパレ・ド・リルやその周辺の旧市街地エリア、丘の上に建っているアヌシー城などがあります。

ペリエール通りの橋から見たパレ・ド・リルはアヌシーを代表するシャッタースポットで、アヌシー城の庭からはアヌシーの街並みを一望できます。

アヌシー湖を堪能できるスポットとしては、ヨーロッパ庭園や愛の橋があります。

ヨーロッパ庭園の周りは遊歩道が整備されており、エメラルドグリーンの湖を間近に見ることができます。

愛の橋からは湖はもちろん、奥に広がる広大な山々まで一望することができます。

アヌシーやその近郊では様々なアクティビティを楽しむことができます。

遊覧船やボート、カヤック、ダイビングなどのマリンスポーツなどはもちろん、ハイキングやサイクリングも人気があります。

冬場はスキーやスノーボードが人気で、近郊のロッジまでバスが運行しています。

お値段が張りますが、パラグライダー体験もおすすめで空からの眺めは絶景ですので、高所恐怖症でない場合はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

アヌシーはフランス国鉄の駅があるので、パリやその他の近郊都市からTGVやTERで容易にアクセス可能です。

また、スイスの都市ジュネーブも近く、こちらからも列車やバスでアヌシーまで移動することができます。

アヌシーの街中は、基本的に徒歩で散策可能です。

今回ご紹介した各観光スポットは駅からどれも徒歩15分かからない程度です。

アヌシー湖周辺をじっくり散策したい方は、レンタルサイクルもお勧めです。

アヌシーは、日本ではまだまだ知名度は高くないですが、歴史的な見所と大自然の見所がしっかりと詰まっている大変お勧めできる街です。

名所をバタバタと回るよりも、一定の場所に数日ゆっくりと滞在して休暇を満喫したいというタイプの人や、アウトドア派の人にはもってこいの街と言えるでしょう。

交通の便も良いので、海外旅行初心者の方でもあまり苦労せずたどり着ける点や、季節を選ばず一年を通して様々なアクティビティが体験できるのも魅力的です。

次の旅行の行き先を決めかねているのであれば、ぜひこのアヌシーの街を選んでみてはいかがでしょうか?