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パリ市民の憩いの場!リュクサンブール公園でやわらかな午後を過ごそう!

リュクサンブール公園(Jardin du Luxembourg)とは?

世界中から観光客が集まるパリには、ルーブル美術館やエッフェル塔を始め、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

パリの有名な観光地は建築物や美術館が多いですが、それ以外にも見どころがあるんです。

そのうちの一つが、パリ6区にあるリュクサンブール公園(Jardin du Luxembourg)です。

セーヌ川を挟んでパリ市街地の南岸に位置する公園で、パリでは最大級の公園の一つです。

約23ヘクタールの敷地を持つこの公園は、東京ドーム約5個分。

観光客にも人気がある公園ですが、学生や地元の人の休憩、憩いの場所ともなっており、午後や週末には多くのパリ市民がこの公園でゆったりとした時間を楽しんでいます。

広い公園の中には見どころが点在しており、観光スポットとしても十分に楽しめます。

日本人が海外旅行となると、短い日程で多くの観光スポットを回ろうとすることが多いと思いますが、時には時間に縛られずゆったりのんびり散策を楽しむのもいいものです。

リュクサンブール公園は観光も楽しみつつ、ゆったりした時間を楽しめる理想の場所。

郷に入っては郷に従え。

せっかくフランスに来たのであれば、フランス人の真似をして、リュクサンブール公園でのんびりした午後を過ごしてみてはいかがでしょうか?

本記事ではリュクサンブール公園の見どころとオススメの過ごし方、アクセス方法などを紹介して行きます。

公園内の見どころ

リュクサンブール宮殿(Palais du Luxembourg)

リュクサンブール公園内で最も人が多く集まるのがリュクサンブール宮殿(Palais du Luxembourg)とその前の庭園のエリアです。

リュクサンブール宮殿は17世紀に建てられた宮殿で、王族や貴族の居城として利用されていましたが、フランス革命後は新しい国家の所有になり、監獄として利用されていたこともありました。

どっしりと公園の中央に位置する宮殿は、華美さはないものの重厚感にあふれています。

現在は元老院の議事堂になっており内部の見学はできませんが、宮殿前の庭園と合わせて大変美しい景観を有する公園内随一のシャッタースポットですので、ぜひゆっくりと景色を楽しんでください。

メディシスの泉(Fontaine de Marie de Médicis)

宮殿の横にはメディシスの泉(Fontaine de Marie de Médicis)があります。

こちらはアンリ4世の王妃だったマリー・ド・メディシスが作らせたイタリア風の泉です。

泉正面のオブジェには、彼女の紋章とギリシャ神話に登場する神々の彫刻が彫られています。

春先から秋前までの木々が生い茂る時期は緑が大変美しく、鉢植えされた花々とともに大変美しい景色を生み出します。

泉横の木陰のベンチでランチや読書、休憩などを楽しんで見てはいかがでしょうか。

自由の女神像

そして、この公園でもう一つ有名なのが自由の女神像。

自由の女神像といえばニューヨークにあるものですが、実はフランスにも何体かあるのをご存知でしょうか?

リュクサンブール公園にも一体あるのですが、実はこれ、ニューヨークの自由の女神像の原型のレプリカなのです。

ニューヨークの自由の女神像はフランス人によって寄贈されたことは有名ですが、ニューヨークに送る像を作る際に準備用のモデルとして作られたのがこの公園に以前設置されていた像でした。

残念ながら、本物の原型は損傷・修復のためオルセー美術館の方に移されましたが、現在でもそのレプリカがリュクサンブール公園内に飾られています。

高さは3メートルもない小さなものですが、緑の中に佇むプチ女神像もなかなか印象深いもの。

公園西側にあるので、ぜひ散策がてら探して見てください。

以上がリュクサンブール公園内部の見どころですが、ここを訪れるのであればもう一つ気にかけてほしいポイントがあります。

気にかけてほしいこと

リュクサンブール公園はなだらかな坂道の途中にあるため、天気がよければ公園内からパリ市内の観光スポットを眺めることができます。

東側からはパンテオンが、西側からはモンパルナスタワーやエッフェル塔を見ることができるのです。

公園散策の際には周りだけでなく遠くの景色まで気にかけて見てください。

また、公園内にある美術館の出口横には世界的に有名な喫茶サロン「アンジェリーナ(Angelina)」の分店があります。

ルーブル美術館近くの本店は毎日観光客で大行列ですが、こちらは時間をずらせば比較的空いています。

遅めのランチや午後の休憩がてら、有名なオムレツやモンブランを試してみてはいかがでしょうか。

リュクサンブール公園には、紹介したスポットの他にテニスコートや子供用のアスレチックグラウンド、定期的に展示が変わる美術館などがあり、大人から子供まで楽しめる作りになっています。

食べ物などをテイクアウトして日光浴を楽しんだり、読書をしたりするのがパリっ子流の過ごし方。

ベンチの多さはもちろん、芝生も広大ですので、ぜひ地元っ子に混じってゆったりした時間を楽しんでください。

アクセス

リュクサンブール公園へのアクセスはRER(近郊鉄道)かメトロ(地下鉄)の利用が便利です。

最も近いのはRERのB線のリュクサンブール駅(Luxembourg)です。

公園の東側に位置しており、公園内まで徒歩すぐ。

RER線はパリ市内であればメトロと同じチケットが使えるものの、メトロに比べると運行本数が少ないなど多少使い勝手が悪いところがあります(乗る駅や時間帯などによっては治安面で不安がある場合も)。

メトロであれば駅から徒歩10分程度かかるものの、パリ市内のいたるところから公園までアクセス可能です。

メトロの最寄駅は4,10番線が通るオデオン(Odeon)駅や12番線のレンヌ(Rennes)駅などです。

他にも徒歩10分前後で公園まで行けるメトロの駅も複数あるので、自分の滞在地や前後の予定で選べばよいでしょう。

また、リュクサンブール公園はノートルダム大聖堂やサント・シャペルがあるシテ島からも徒歩20分ほどで行くことができます。

徒歩のルート上にはセーヌ川にかかる名橋の一つであるサン・ミシェル橋(Pont Saint-Michel)などもあるので、天気がよければ歩いてみるのもオススメです。

まとめ

パリの6区にあるリュクサンブール公園はパリでも最大級の公園の一つで、市民の憩いの場として親しまれています。

地元民はもちろん観光客にも人気のある公園で、公園内には見どころが点在しています。

最も人が集まるのはリュクサンブール宮殿とその周りの庭園です。

17世紀に建てられた宮殿は、現在は元老院の議事堂になっています。

重厚感あふれる宮殿と、その前に広がる手入れの行き届いた色鮮やかな庭園の景観はこの公園を代表するシャッタースポットです。

宮殿の東側には、イタリア風のメディシスの泉があります。

泉正面のオブジェにはギリシャ神話をモチーフとした美しい彫刻があり、緑豊かな季節になるととても美しい穏やかな景観を見ることができます。

泉横のベンチで木漏れ日を楽しむのもいいでしょう。

そして、公園の西側にはニューヨークの自由の女神像の原型である3メートル弱の小さな女神像が立っています。

本物の原型はオルセー美術館に移されてしまったため公園に設置されているのはレプリカですが、ぜひ探し出して記念撮影をしてはいかがでしょうか。

リュクサンブール公園からはパンテオンやエッフェル塔など、パリの他の観光名所の遠景を見ることもできます。

有名喫茶サロン「アンジェリーナ」の分店もあるので、本店で長時間並びたくないと言う人はこちらの店舗が穴場です。

公園内には他にもテニスコートや子供の遊び場、無数のベンチに広大な芝生などがあるので、ぜひゆっくり散策と休憩を楽しむことをお勧めします。

リュクサンブール公園の最寄駅は、RERのB線のリュクサンブール駅や、メトロ4,10番線のオデオン駅、メトロ12番線のレンヌ駅などです。

どの駅からも徒歩3~10分程度で公園まで行くことができます。

パリ市民にも愛されているだけあって、手入れも行き届いておりとても感じがいい公園です。

オススメの訪問時期は春から秋にかけてで、緑や紅葉を楽しむことができます(冬は気の葉も落ち花壇なども色がなくなって閑散とした雰囲気になるのであまりお勧めしません。)

芝生やベンチに座って軽食やコーヒーを飲みながらゆったりおしゃべりなどを楽しむのはとても気持ちがよく、時間があればぜひ試してほしいです。

公園の近くにはパンテオンやカタコンベ、サン・シュルピス教会など観光スポットが多くあるので、観光の合間の休憩に利用するのもいいと思います。

行って見る価値は十分にあるリュクサンブール公園。

秋口までにパリを訪問予定の方は、ぜひこの公園で地元人に混じってゆったりとした午後を楽しんで見てはいかがでしょうか?