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バルセロナ旧市街散策するならこれを見よ!外せない人気スポット特集!

スペインの人気観光地、バルセロナ。

バルセロナといえばサグラダ・ファミリアなどが有名ですが、旧市街エリアもバルセロナを代表する観光スポットを多数有しています。

旧市街の中でも、ランブラス通りとライエタナ通りという2つの大通りに挟まれているゴシック地区というエリアが特に人気があります。

大通りとは打って変わって細い路地が入り組み、古い街並みや建物が当時の雰囲気のまま残されているので、まるで中世のバルセロナにタムトリップしたかのよう。

細い路地の両脇に並ぶ年季の入った建物、そしてそれらの間に見える青空は青い細道のようで大変美しく、つい足を止めて見入ってしまうほどです。

ゴシック地区のランドマークとしては、カテドラル(サンタ・エウレリア大聖堂)やレイアール広場が有名です。

ゴシック地区の右隣、ライエタナ通りとシウタデリャ公園に挟まれているエリアはボルン地区と呼ばれるエリア。

以前かかなり治安が悪かったそうですが、近年は安定しており観光客も多く賑わっています。

サンタ・マリア・デル・マル教会やサンタ・カテリーナ市場などはこの地区にあります。

こちらも裏路地は中世の迷路のようで、小さくておしゃれなお店やカフェがたくさんあります。

これらの旧市街エリアはぶらぶらと当てもなく歩くだけでもシャッタースポットを多数見つけることができますし、カフェやバルもたくさんあるので、もし時間に余裕があれば半日以上かけてゆっくり散策を楽しんで欲しいエリアです。

今回は旧市街エリアの中でも、カテドラルなどに次ぐ王道観光スポットから穴場スポットまでのうち、5つを取り上げてご紹介します。

王の広場とバルセロナ市歴史博物館

ゴシック地区にあるカテドラルの裏側の路地から少し入ったところに位置するのが王の広場(Plaça del Rei)です。

カテドラルの裏手のエリアは旧市街の中でも特に中世の面影が色濃く残っているところです。

王の広場は行って見ると古い宮殿に囲まれたただの石畳の広場と階段なのですが、実はここはアメリカ大陸を発見したコロンブスが帰国した際に、その報告のためイザベル女王などに謁見した由緒ある場所なのです。

厳密にいうと、この広場と広場の階段を登ってその奥にある大広間に通されました。

かつてはコロンブスや女王、カトリック王などもこの広場を行き来していたと考えると、ロマンが感じられます。

昼間は観光客で賑わっていますが、夕方から夜になると落ち着いた雰囲気になり、本当に中世にタイムトリップをしたような気分になります。

暗くなってからはライトアップもされるので、昼と夜で違う雰囲気を楽しんでみて下さい。

そして王の広間のすぐ横にあるのがバルセロナ市の歴史博物館(Museu d’Historia de Barcelona:MUHBA)です。

実は王の広場の下には古代ローマ時代の遺跡が残されており、この博物館ではその地下遺跡を見学することができます。昔の浴槽や洗濯所、ワイン製造所などが残っており、バルセロナの歴史も学ぶことができます。

また、コロンブスと女王が謁見した大広間(ティネルの間)も見ることができるので、歴史に関心があればぜひ博物館の中も見て欲しいところです。

入場料は大人1名7ユーロで、無料の音声ガイド(日本語もあり)が借りられます。入口には大きな看板等が出てないのでわかりにくいですが、アーチ型のゲートと「B」をかたどった入口横の茶色いプレートが目印です。

サン・フェリペ・ネリ広場(Plaça Sant Felip Neri )

こちらもゴシック地区に位置する広場です。

カテドラルから徒歩3分もかかりませんが、かなり入り組んだところにあります。

こちらは王の広場と比べるとかなり質素で特にこれといった目玉はないのですが、落ち着いた優しい雰囲気が魅力の穴場スポットです。

サン・フェリペ・ネリ教会(現在は幼稚園)の前にある古い建物に囲まれた場所なのですが、入り組んでかなり見つけにくい場所にあります。

広場真ん中には小さな噴水、広場内には数本の木々があり、晴れた日に行くと木々の隙間からの木漏れ日が地面を照らしています。

多くの観光客で賑わっているカテドラルの近くなのですが、ここはとても静かでどことなく神聖な雰囲気が漂っています。

この広場と教会は、バルセロナの中でも悲しい歴史を持つ場所の一つです。

教会の壁にはボコボコと穴が開いているのですが、これは実はスペイン内戦時の空襲や銃弾の痕。内戦時もこの教会は保育所として使われていたそうですが、爆弾により42名(ほとんどが子供)が亡くなったのだとか。

また、サグラダ・ファミリアを設計した稀代の建築家ガウディも生前この教会に通っていたそうで、彼が電車に轢かれて亡くなった時もここに向かっていたと言われています。

神聖な雰囲気と悲しい歴史を併せ持つこのサン・フェリペ・ネリ広場。カテドラルのすぐ近くなので、ぜひ足を伸ばして見てください。

ピカソ美術館(Museo Picasso

ボルン地区にあるピカソ美術館は、バルセロナの博物館・美術館の中でもトップクラスの人気を誇る美術館です。

ピカソは1895年からフランス・パリに引っ越す1904年までの間はバルセロナに住んでいました。

バルセロナのピカソ美術館にはゲルニカなどの晩年の有名な作品はありませんが、彼の初期の頃の絵画を見ることができます(ゲルニカなどのようなザ・アート!の絵ではなく、普通の絵も多くあります)。

ピカソ美術館はピカソの絵画はもちろん、その建物自体も見どころです。

13~14世紀の貴族の邸宅5軒を改装して作られているそうで、豪華さはないものの蜂蜜色のブロック石で統一されており、上品な仕上がりになっています。

入口入ってすぐの中庭には南国風の木の鉢植えがあり、緑と蜂蜜色の石のコントラストがシンプルながらも美しく、シャッタースポットになっています。

大人気のピカソ美術館、もちろんチケット購入のために大行列ができます。

ハイシーズンの午後などは1~2時間待ちになることもあるそうです。余計な待ち時間を避けるためにも、オンラインで日時を指定したチケットを事前購入しておくのがオススメです。

チケットは常設展のみ(大人一名12ユーロ)と、常設展+特別展示(大人一名14ユーロ)などの種類があります。

基本的に月曜日が休館日で、それ以外の曜日は9:00~19:00(木曜は~21:30まで)が開館時間です(場合によっては祝日も休館日あり)。

バルセロナの美術館・博物館は無料入場の日を設けています。ピカソ美術館は木曜日の18時以降、毎月第一日曜日などが無料になります。

ただ、無料入場日は混雑しますし、人数によっては入場制限もあるそうです。

空き時間に行って見るのであれば無料入場を狙うのもいいですが、じっくり見て回りたい場合は有料日の午前中などが狙い目です。

ピカソ美術館もまた細い路地にあって入口がわかりにくいです。朝一など人が少ない時間に行くと見落とす可能性もありますので、注意しながら歩きましょう。

また、ゴシック地区のカテドラル前の広場にある建物の壁(屋根)には、ピカソがデザインした壁画が描かれています(子供の落書きのようなゆるい絵です)。ピカソファンの方はこちらも見てみて下さい。

カサ・ジスペルト(Casa Gispert)

最後にご紹介するのは、ボルン地区のサンタ・マリア・デル・マル教会の裏手の通りにあるカサ・ジスペルト。

こちらは建物や博物館などではなく、ナッツ屋さんです。

しかし、このお店は1851年から営業している老舗の人気店なのです。もともと港に近いエリアだったので、貿易により輸入されたナッツ類やコーヒー豆を売り始めたのが始まりだそう。

現在はナッツ類とドライフルーツなどを多数扱っており、観光客にはもちろん、地元の人にも大人気のお店です。

基本は量り売りですが、お土産にちょうどいい小分けのナッツ類や、自家製ローストしたナッツのチョコレート、ジャムなども多数売っています。

ここのナッツ入りチョコレートは甘みが抑えてあるので、甘いものが苦手な人向けです。ナッツはこだわりの自家製ローストのおかげか、袋を開けるととても芳ばしい匂いがします。

スーパーなどで手に入るナッツやドライフルーツとは明らかに一線を画す美味しさなので、お土産としてオススメです。

このお店のオススメ理由は美味しいナッツ類だけではありません。創業160年以上の店舗の中は、歴史を感じさせるレトロな雰囲気が漂っています。

ハリーポッターに出てくるような古いイギリスの古いお店になんとなく似ていますが、黄色く明るい照明が店内を照らし、暖かさを感じるアットホームな店内になっています。

ローストなどの作業エリアの入口(基本的に常時閉門)と商品が並ぶ店舗側の入口があり、店内はコの字型になっているのですが、奥に進むと昔ながらの作業エリアを覗くことができます。

入口の看板もかなりオシャレ。外から看板と店内の写真をとるとインスタ映えすること間違いありません。

カサ・ジスペルトは月曜から土曜の10:00~14:00、16:00~20:00が営業時間です。シエスタ(昼休憩)のため14:00~16:00は閉まっているので要注意です。

サンタ・マリア・デル・マル教会の裏路地なので、比較的簡単に見つかります。教会の観光のついでにこちらでお土産選びをしてみてはいかがでしょうか。

最後に

バルセロナの旧市街エリアは、多くの観光スポットが徒歩圏内に点在する絶好の散策スポットです。今回は旧市街のゴシック地区とボルン地区にある5つの観光スポットに焦点を当ててご紹介しました。

ゴシック地区のランドマーク、カテドラルの裏手にあり昔の王宮に挟まれている王の広場は、中世の佇まいをそのまま残しており、かのコロンブスが女王やカトリック王らにアメリカ大陸発見の報告をしたとされる由緒ある広場です。暗くなるとライトアップも行われます。

広場横にあるバルセロナ市博物館では、王の広場の地下に広がる古代ローマの遺跡見学や、実際にコロンブスが女王らに謁見した大広間にも入ることができます。

カテドラル近くの細い路地を入っていくとサン・フェリペ・ネリ広場に行けます。

広場は静かでどことなく神聖な雰囲気が漂っており、広場にある教会にはガウディも通っていたとか。教会の壁にはスペイン内戦の戦火の爪痕が残っています。ゴシック地区の穴場スポットと言えるでしょう。

ボルン地区にあるピカソ博物館では、ピカソの初期の絵画を鑑賞することができます。

貴族の邸宅を改築した博物館の建物自体も素晴らしく、中庭は絶好のシャッタースポットになっています。ハイシーズンは行列必死ですので、チケットをオンラインで事前購入することをお勧めします。

サンタ・マリア・デル・マル教会の裏手にあるナッツ屋カサ・ジスペルトは1851年から続いている老舗で、観光客・地元の人からも人気のあるお店です。

こだわりの自家製ローストナッツなどはお土産にもピッタリ。歴史を感じさせるレトロで明るい店内とオシャレな看板も見どころです。

今回紹介したのは旧市街エリアの見どころのほんの一部しにかすぎません。ぶらぶら歩いているだけでシャッタースポットや観光スポットに出くわすこの旧市街エリア。

バルセロナ観光の際は、ぜひ半日以上の時間をとって散策し、お気に入りのスポットを見つけてみて下さい。