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謎のベールに包まれる世界遺産!古代遺跡ストーンヘンジの魅力を大公開!

世界に数ある世界遺産の中でも、特に異彩を放つ存在感を見せるストーンヘンジ。

謎のベールに包まれ人々の知的好奇心をくすぐってやまないこの遺跡は、いつどのような目的で作られたのでしょうか?ここではその歴史について触れるだけでなく、私の実体験から観光時の留意点などを含めて述べています。

これからストーンヘンジを訪れる予定があれば、ぜひ事前知識として頭に入れておくと、ストーンヘンジ観光が2倍にも3倍にも楽しめると思います。

ストーンヘンジってどこにある?

ストーンヘンジはイギリス南部ウィルトシャー(Wiltshire)州の州都であるソールスベリー(Salisbury)に位置する石像建造物で、ロンドンからだと約200km離れたところにあります。日本でいうと東京〜静岡間よりも少し長い距離、東京〜新潟間といったところです。

ストーンヘンジの周りには駐車場も完備されておりますが、場所は郊外にあたり周りにこれといったところもなくあまり利便性が高いとは言えないので、事前にツアーなどに申し込みをしておくのが望ましいです。

自力での訪問を希望される場合は、鉄道とバスを乗り継ぐ方法があります。例えばロンドンからですと、
(鉄道)ウォータールー駅→ソールスベリー駅:約90分
(バス)ソールスベリー駅→ストーンヘンジ:約30分
という方法があります。往復券を購入することも可能です。

ストーンヘンジの歴史

ストーンヘンジは世界遺産の1つであるだけではなく、古代遺跡の七不思議としても知られており、これまで確実なことは実のところ分かっていません。

建造された年代も諸説ありますが、紀元前3000〜2500年にウィンドミルヒル人によって建てられたという説が一般的に最も有力です。

ストーンヘンジは岩石によって直径約100mほどの円形に構成されており、岩石はそれぞれ高さ約7mの組石が5つ、約5mの立石が30つから成っています。ストーンヘンジ建造に使われた岩にはサーセン・ストーンとブルー・ストーンの2種類があり、それぞれ最大重量が50トン・4トンと言われています。

ここで気になるのが、その岩をどこから持ってきたのか?というのも、現地に行くと分かりますが、ストーンヘンジの周りはまさに草原が広がっており、そびえ立つ岩らしきものが見当たらないのです。
一説ではサーセン・ストーンは約30km、ブルー・ストーンは約250kmも離れたところに存在する丘から切り出されたと言われていますが、問題はその運搬方法です。

以前は丸太などを地面に引き、その上に岩を乗せて転がしながら運搬したという説が一般的でしたが、地面に重量に押されて丸太がめり込んだような目立った証拠が見つからないことから、丸太ではなくボールのようなものを使ったのではないかなど、様々な説があり真相は未だ闇の中です。

存在する目的

歴史同様、建造の目的も未だに分かっていませんが以下の定説が有名です。

「天文学時計説」
1年で最も昼が長い「夏至」 のときに玄武岩と中心の祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇ることから、ストーンヘンジが天文学にあやかった目的を持っていたという考え方です。

その設計や配置は偶然に起こるようなものではなく意図的にこのような構造となっていること、日照時間がぴったりと合致することなどから、ウィンドミルヒル人が持つ天文学の知識が相当高かったと考えられていることに起因しています。

「宇宙交信説」
先述のように天文学への知識がとても高かったということから派生した説です。

天文学的な観点による構造に加え、ストーンヘンジが綺麗な円形であることから、ストーンヘンジが実はUFOの着陸場所として建造されたのではないか、そして太陽とサークル中心点を結ぶ軸線は、「アベニュー」と呼ばれる儀式用通路と一致することから、宇宙や宇宙人に対するオカルト的な目的もこめられていたのではないか、という考え方から「宇宙交信説」が生まれました。
真偽のほどはさておき、紀元前3000年前から宇宙との交信を図っていたと考えるのはとてもロマンが広がりますよね。

「治療場説」
ストーンヘンジはパワースポットとしても知られています。

それだけでなく、ブルー・ストーンにヒーリング効果があると信じられており、またストーンヘンジの周辺から発見された埋葬遺体の多くから外傷などが見つかりました。
太陽は「生」の象徴とされており、その力が最大となるのが、「夏至」つまり一年で最も日の長い日です。

古代人に共通した欲望としてその「生」の力を取り込もうとすることから太陽に対する純粋な信仰を表している、と考えられています。
これらのことから、人々がストーンヘンジへ治療のために訪れていた可能性があるという説が唱えられています。

観光に要する所要時間の目安

バスおよび車でストーンヘンジへ到着しても、すぐにストーンヘンジが拝めるわけではありません。入場口でのチケット購入ののちに、パーク内を循環している小型バスに乗り込む必要があります。

これがあなたをストーンヘンジまで連れていってくれるのです。もちろんストーンヘンジは有名な観光名所なのでバスに乗り込むまでに時間がかかります。45分ほど見積もる必要があります。

先述の通りストーンヘンジは草原のど真ん中に位置しているため、観光に費やす時間はみなさん個人次第です。ゆっくり見て回る方、さっと周りを一周してしまう方など様々です。

希望者のみですが、入場の際にオーディオガイドをレンタルすることができます。ストーンヘンジ内の順路に番号が振り分けられており、その番号にあった解説を聴くことができます。所要時間は合計で約1時間です。ストーンヘンジの歴史を勉強しながら観光を楽しむこともできます。

もちろん、帰りも専用バスに乗り込みパーク出口まで向かう必要があります。出口にはギフトショップがあります。ストーンヘンジの優雅な写真を盛り込んだポストカードやTシャツの他、多種多様なグッズが勢ぞろいしており、お土産を選ぶなどここでも時間を使いたくなるかもしれませんね。

最後に

いかがでしたか?歴史上事実がはっきりとそろっているものであれば事前に勉強することで理解を深めることができますが、ストーンヘンジは全てが未だに謎に包まれています。

ただし諸説あることは事実でそれらを学ぶことももちろん観光をより楽しくするものですが、実際に訪れた際に、あなた自身の想像を膨らませて存在理由など考えてみるのもまたいいですね。

とにかく場所がイギリスなので、当日が晴れになることを祈って、あなただけのストーンヘンジ観光を楽しんでください!