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サグラダファミリアだけではない!世界中の観光客を魅了してやまない都市バルセロナ特集!

ヨーロッパでも屈指の観光都市バルセロナ。稀代の建築家ガウディが設計したサグラダ・ファミリアやグエル公園などの世界遺産もあり、世界中から毎年多くの観光客が訪れます。世界遺産以外にも、数え切れないほどの観光スポットが町中に点在しています。

バルセロナ中心部から少し西に位置するスペイン広場とその周辺も見どころが集まっており、バルセロナ有数の観光スポットの一つです。

一度に紹介することが難しいほど数多くの観光スポットを有するバルセロナ。今回は、このスペイン広場とその周辺の観光スポットに焦点を当ててご紹介していきます。

スペイン広場の見どころ

スペイン広場 (La plaça Espanya/ Plaza de España)はバルセロナ市内に入る際の西の玄関口とも言える場所で、バルセロナ市内でも屈指の交通の要所となっています。スペインでは2番目に大きい広場でロータリーになっており、中央には巨大なモニュメントが鎮座しています。

スペイン広場にある見どころは、ベネチアの塔とラス・アレナスです。

ベネチアの塔(Torres Venecianes/ Torres Venecianas)は1929年に開催されたバルセロナ万博に合わせて建てられた巨大な二本立ての塔で、モンジュイックの丘やカルターニャ美術館への玄関口となっています。

行って見て驚かされるのがそのサイズ。イタリア・ベネチアにあるサン・マルコ寺院の鐘楼をモデルとして建てられたこの塔は、高さは47m・幅は7.2m四方もあるのです。それでも本場のサイズには及ばないものの、大きな広場の前にそびえたつこの塔は圧巻で、下から写真を撮ってももちろん全景は収まりきれません。

残念なことに、この塔には普段は登ることができませんが、祝祭日などの特別な日には一般に公開され、内部の階段を上る事もできるそうです。運がよければ登れるかもしれませんね。

 

もう一つの見どころはラス・アレナス(Les Arenes/ Las Arenas)。こちらはアレナス・デ・バルセロナ(Arenas de Barcelona)というショッピングモールが入っている建物です。

なぜショッピングモール?と思われるでしょうが、このショッピングモール、実は元闘牛場なのです。1977年を最後にこの闘牛場は使われなくなっていましたが、2011年にショッピングモールとして生まれ変わりました。

中はモダンなショッピングモールですが、外観は当時のままの姿で残してあります。スペイン発のファッションブランドであるMANGOやDesigual、ヨーロッパで人気の服飾雑貨店MISAKOなど100店以上のテナントが入っているので、ショッピングも楽しめます。

外観も必見ですが、屋上の展望デッキは外せないビューポイント。360度のパノラマビューが可能で、ベネチアの塔やその奥のカタルーニャ美術館が一望できるスポットです。ショッピングモール内のエスカレーター等を利用すれば無料で、外に設置されているエレベーターで登る場合は1ユーロで、外の景色を眺めながら上ることが出来ます。展望デッキにはレストランも併設されているので、パノラマビューを見ながら食事や休憩するのもありでしょう。

スペイン広場周辺の見どころ

 スペイン広場の近くには他の観光スポットも点在しています。その中でもオススメはマジカ噴水とカタルーニャ美術館です。

マジカ噴水(Font Màgica)は、ベネチアの塔からモンジュイックの丘に登る途中にある巨大噴水です。こちらも1929年の万博の際に立てられたもので、ヨーロッパ随一の噴水ショーが見られるスポットとして観光客にも地元の人にも大人気です。

音楽とライトアップに合わせて姿を変える壮大な水のアートは必見です。ライトと噴水アートの組み合わせは、なんと70億通り近くにも及ぶのだとか。音楽も季節や時期によって様々なバリエーションがあります。

迫力満点のこの噴水ショーはなんと見学無料です。バルセロナの有名観光スポットはほぼ有料で割高なので、無料なのは嬉しい限り。毎日は行われておらず、基本的には木曜~週末にかけて行われています。

ショーは30分おきに一日2回ずつで、季節によって開催時間や曜日が多少異なります(春から夏のハイシーズンの時期は21時以降からのスタートで、冬場はメンテナンスのためショーはありません)。事前にバルセロナの公式観光ホームページで時間を確認しておきましょう。

噴水ショーの時間が近づくと、観光客も多く集まってきます。オススメの見学スポットは、カルターニャ美術館へと登る階段やその先の広場付近です。

あまり近くで見るとショーの全景が捉えにくく、おまけに飛沫で濡れてしまいます。少し早めに行って、街の夜景を眺めつつ場所取りをするのがオススメです。噴水ショーは暗くなってから開催され、なお観光客が集まるのでスリの被害が多発しています。見学の際でも手荷物などは床に置いたりせず、ちゃんと身につけておきましょう。

もう一つの見どころであるカタルーニャ美術館(Museu Nacional d’Art de Catalunya、略称:MNAC)は、マジカ噴水からさらに階段を登ったところにあります。ここも万博の際に建築された宮殿で開会式の会場として使われましたが、現在は国立の美術館となっています。

外観だけでも見る価値がありますが、そこまで行ったのならぜひ内部も見て欲しいところ。バルセロナで最大級のこの美術館は、ロマネスク・ゴシック・ルネッサンス及びバロック、そしてモダンアートまで様々な時代の美術品が揃っています。

中でも一番の見どころはロマネスク時代の教会フレスコ壁画です。保存・維持を目的として、主に州内にあったロマネスク調教会のフレスコ画を美術館内にそのまま持ってきて展示しているのです。移設の際の資料などを見ると、壁画を剥がされた教会が少しかわいそうに思えてきますが、色鮮やかなフレスコ画は大変美しく必見です。

また、この美術館の入り口部分になっている広場と展望台テラス(有料)からはバルセロナの街並みが一望できます。

美術館は、月曜日以外は毎日開館しています。開館時間は季節や曜日によって異なりますが、5月から9月のハイシーズン時は10時~20時まで(日曜は15時まで)となっています。

入場料は大人一人12ユーロと少しお高めですが、チケット一枚で当日のみでなく次の日も入場することが出来ます。実質2日間入れることになるので、初日は夕方以降、2日目は空いた時間に見学するなど時間に融通がきくチケットとなっています。

これらのスポット以外にも、スペインの彫刻家ミロの代表作の一つである彫刻があるミロ公園(Parc de Joan Miro)や、万博時にドイツ館として使用され、1986年に復元されたバルセロナ・パビリオンなど、見どころがたくさんあります。

アクセス方法

交通の要所であるスペイン広場へのアクセスは中心部からのアクセスも簡単で、地下鉄、バス、鉄道でくることが出来ます。

地下鉄(Metro)ならば、市内中心のカタルーニャ駅(Katalunya)からL1かL3線でスペイン広場駅(Espanya)まで、鉄道も同様でカタルーニャ駅からR1~3線に乗って一駅です。

市バスであれば、50番や59番などのバスでアクセス可能です。ただ、市バスはルートや乗り場が複雑だったりするので、オススメはツーリストバスです。バルセロナでは2つのツーリストバスが運行しています。

どちらも一日乗車券は30ユーロ、二日乗車券は40ユーロ前後と高めではありますが、日本語でのオーディオガイドもありますし、バルセロナ市内の観光地を網羅しています。一定方向にしか進まないというデメリットはありますが、初めてのバルセロナ観光や初日などの場合は、このバスに乗って回ればばバルセロナの全容をつかめますし、時間の都合で見学できない場所でも外観を見ることが出来ます。

滞在が3日以上にわたる場合は、このツーリストバスと地下鉄をうまく組み合わせると効率的に移動できるでしょう。

最後に

世界中の観光客を魅了してやまない都市バルセロナ。モンジュイックの丘の麓に位置し、街への西側の入り口であるスペイン広場には、高さ47mにもなる巨大な二本立てのベネチアの塔や、元闘牛場で当時の外観をそのまま残しつつ現在はショッピングモールとなっているラス・アレナスなどがあります。

スペイン広場の周辺には、ヨーロッパ随一の噴水ショーが開催されるマジカ噴水や、バルセロナ最大級の美術館でロマネスク時代の教会フレスコ壁画が有名なカタルーニャ美術館をはじめとした観光スポットが点在しています。

中心地から少し離れていますが、交通の要所なので地下鉄や鉄道、ツーリストバスなどを使えば簡単にアクセスできます。

サグラダ・ファミリアやグエル公園、カサ・バトリョなどの有名スポットの影に隠れていますが、ぜひ足を伸ばしてスペイン広場周辺も観光してみて下さい。