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オランダのミッフィーの街ユトレヒトの全貌をご紹介!

オランダのほぼ中央に位置する街ユトレヒト。

オランダ最古の大学であるユトレヒト大学があるため、大学都市としても知られています。そして、この街は日本でも人気のキャラクター、ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナの出生地でもあります。

街のいたるところでミッフィーを見つけることができるため、オランダの中では日本人観光客に大人気の街なのです。日本ではミッフィーの街という印象が強いユトレヒトですが、それ以外にもオランダ有数の観光名所であるドム塔もこの街に位置しています。

ユトレヒトは古い街ですが、街そのものはコンパクトなので半日~1日あれば十分満喫できます。オランダの中央に位置しているため、他の大都市からも列車でアクセスしやすいので日帰り観光にもうってつけ。

今回は、ユトレヒトの代表スポットであるドム塔とミッフィー関連の見どころに焦点を絞ってご紹介していきます。

街のシンボル、ドム塔

ドム塔(Dom Toren)は、オランダで一番高い塔で112mの高さがあります。

ユトレヒトにはドム塔を越す高さの建築物は建てないという暗黙の了解のようなものが長年あったそうで、そのおかげで塔からはかなり遠くまでの景色が楽しめます。天気がいい日にはアムステルダムまで見ることができるとか。

ドム塔は1321年から1382年にかけて、隣にある大聖堂の教会塔として建てられました。もともと大聖堂とは回廊で繋がっていたのですが、1647年の嵐で回廊が壊れて分断されたまま今に至っています。

ユトレヒトに来たのならばドム塔には是非登って欲しいところです。465段の階段を登った先には、ユトレヒトの街並みを一望できる絶景スポットが待っています。眼下にひろがるオランダ特有の街並みは大変美しく、登る際の苦労が一瞬で吹っ飛びます。

ドム塔の見どころは塔からの眺めだけではありません。

塔の中程には14個の鐘が配置されており、またその鐘が大変大きく見応えがあります。そして、運が良ければその鐘を鳴らす体験も出来ます(ロープを引いて本当に鐘鳴らすのではなく、ハンマーで叩いて音を出す体験です)。

14個の鐘の内、1505年に設置された6つの鐘は現在でも鳴らすことができ、日曜日や教会行事などの際はその鐘の音がユトレヒト中に響き渡るそうです。

しかも、ドム塔の鐘は電動ではなく、未だに人力でロープを引っ張って音を出しているとのこと。合計32トン分の銅鐘を鳴らすこの仕事はかなりの重労働だそうです。

また、ドム塔上部の柱やオブジェは細かく大変美しいので一見の価値ありです。内部からは全体像がよく見えませんので、ぜひ外から距離を置いてしっかり眺めて見てください。

もちろん、お隣の大聖堂も観光スポット。美しいステンドグラスと中庭が見どころなので、ドム塔とセットで訪れるといいでしょう。

ドム塔内部の見学ですが、個人で登ることはできず、中に入って塔に登るにはスタッフによるガイドツアーに参加する必要があります。

ガイドツアーに参加するには、事前にドム塔の公式HPでチケットを予約するか、ドム塔の近くにあるユトレヒトの観光案内所で購入する必要があります(大人一名9€)。

ツアーの開催時間は曜日や日程によって異なりますが、平日は基本的に11時から16時の間で1時間おきに、土日は11時または12時から16時半までの間で30分おきに出発しています(イベントや団体予約が入っている場合などはこの通りではありません)。

基本的に年中見学可能ですが、イベントや祝日は閉まる場合があるので、希望する時間帯にツアーが開催されるかも含めて事前にホームページで確認するといいでしょう。

所要時間は約1時間半弱で、観光案内所へ集合して大きな荷物を無料ロッカーに預けてからの出発になります。

言語はオランダ語と英語ですが、案内所に日本語のパンフレットがあるので、それを事前に入手して周りの観光客についていけば全く問題ありません。ツアー中はずっと登りっぱなしではなく、所々説明のため立ち止まるので適度に休憩もあり安心です。

ユトレヒトでミッフィーを探す

次はミッフィーに関する観光スポットをご紹介します。道案内の看板やゴミ箱、オブジェなど、街中の至る所でミッフィーや他のキャラクターを見つけることができるユトレヒトですが、この街にはミッフィーのオンリーワンが2つ存在します。

まず一つはミッフィー信号機です。ユトレヒトには一箇所だけミッフィーが描かれている信号機があるのです(ベルリンでいうアンペルマン信号機のような感じです)。しかも世界中でユトレヒトに一つだけというレア物です。

場所はバイエンコルフ(Bijenkorf)というデパートの入り口前で、横断歩道も白一色ではなくレインボーカラーになっているためすぐにわかります。ミッフィーの絵柄はもちろんですが、この横断歩道全体もとてもカラフルでユニークなので、絶好のシャッタースポットです。

もう一つのミッフィーオンリーワンはテオ・ブロム(Theo Blom)というお菓子屋さんです。

ミッフィーの生みの親ブルーナさんが生前御用達だったお菓子屋さんだそうで、世界中でここだけにしかないミッフィーの絵柄が入ったクッキーが観光客に大人気で、お土産用にたくさん買っていく人もいるそうです。

絵柄のデザインは全部で21種類。食べる前は記念に写真をとっていたほうが良さそうです。

また、ブルーナさんはこのお店のバタークッキーが大好物だったとのこと。味もシンプルで美味しいと評判のようで、こちらもパッケージがおしゃれなのでお土産としても重宝するでしょう。

他にも、ミッフィー広場やミッフィー博物館(大人向けと子供向けが別れている程の力の入れようです)など、ミッフィー関連のスポットは数多く点在しているので、ミッフィー好きの方は必見ですね。

ミッフィー博物館の公式HP(英語版)

営業時間

10:00~17:00(火曜日から日曜日まで)
*クリスマス、年始、キングスデイは休館です

料金

当日購入の場合

  • €6(13歳~)
  • €10(2~12歳)
  • 無料(~2歳、ミュージアムカード保有者)

オンライン購入の場合

  • €5(13歳~)
  • €9(2~12歳)
  • 無料(~2歳、ミュージアムカード保有者)

セントラルミュージアムとのコンビチケット

  • €13.50(18歳~)
  • €6(13~17歳)
  • €10(0~12歳)
  • 無料(0~1歳、ミュージアムカード保有者)

ユトレヒトと観光スポットへのアクセス

*ユトレヒトへのアクセス

 ユトレヒトはオランダ内の交通の要所。オランダ鉄道がユトレヒトと各都市を結んでいるので、電車で容易にアクセスすることができます。オランダ内からの電車移動はインター・シティ(InterCity:略称IC)という特急列車になります。

アムステルダム中央駅、ロッテルダム中央駅、ハーグ中央駅、スキポール空港駅からは1時間に平均して2~4本前後のICが乗り入れています。

駅の窓口か自動発券機でチケットの購入ができます(自動発券機は英語への切り替えが可能)。所要時間は上記のどの主要駅からでも30分~1時間弱程です。

チケットは日本と同様、改札を通す必要があります。上記の主要駅は大きいので電子ゲート改札機がありますが、途中の駅などから乗る場合は駅の大きさによっては改札ゲートがないこともあります。

その場合は乗車前にホームに設置されている黄色のチケットチェックイン機や打刻機に必ずかざしましょう。これがされてないと、車内検札の際にお高い罰金を払わされることになります。

*ユトレヒト街中での移動

ユトレヒトはコンパクトな街。街中はバス網が巡らされていますが、観光するなら徒歩のほうがオススメです。ユトレヒト中央駅からドム塔までは徒歩10分前後、ミッフィー信号機までなら5分ほど、テオ・ブロムまでも8分程度で移動できます。ミッフィー博物館などもドム塔から徒歩15分以内です。

緑も多く美しい街並みですので、徒歩散策の方が時間的にもコスト的にもお得です。もし郊外や離れた場所にある観光スポットに行く予定があれば、バスの一日乗車券を購入するといいでしょう。

最後に

オランダの中央部に位置し、日本ではミッフィーの街として人気のあるユトレヒト。

街のシンボルであり、オランダを代表する観光スポットの一つでもある高さ112mのドム塔からは、ユトレヒトの街並みが一望できます。天気が良ければアムステルダムまで見えることも。

塔からの眺めはもちろん、塔中部にある鐘や塔上部の柱やオブジェなども見どころです。ドム塔へ登るには、スタッフによるガイドツアーに参加する必要があります。

ツアーは日時によって多少異なりますが、11時~16時前後の間で1時間おき(土日は30分おき)に開催されています。

チケットは事前に公式HPで購入するか、当日ドム塔近くのユトレヒト観光案内所で購入することができます。

また、ユトレヒトでは街の至る所でミッフィーのキャラクターを見ることができます。

特にバイエルンコフデパート前のミッフィー信号機や、作者御用達だったお菓子店テオ・ブロムのミッフィーの絵柄が入ったクッキーは、世界中でここだけでしか見る・買うことができない激レアものです。

ユトレヒトへはオランダの他の主要都市(アムステルダムやロッテルダムなど)から列車(IC)で簡単にアクセスが可能です。列車の本数も多いですし、所要時間も30分~1時間弱なので、日帰り観光にもうってつけ。

ユトレヒトはコンパクトな街なので、主要な観光名所はユトレヒト中央駅から徒歩で回ることができます。郊外の観光スポットなども訪れる予定がある場合は、バスの一日乗車券を利用するといいでしょう。

紹介したドム塔やミッフィー関連のスポット以外にも、まだまだ見どころがあるユトレヒト。アクセスも簡単なので、オランダを訪れる機会があれば是非足を伸ばしてみてください。