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地球上で人が住む最南端の地!?アルゼンチンのウシュアイアとは?

ウシュアイアについて

ウシュアイアとは、「隅っこの湾」という意味です。フエゴ島に位置するティエラデルフエゴの州都です。

ティエラデルフエゴの名は、火の土地を意味し、昔、先住民たちが焚く火が島のあちこちに見えたことに由来しています。20世紀前半には、町は凶悪犯の流刑地となっていた歴史があります。

ウシュアイアはアルゼンチンの最南端の街であり、チリとの国境の町であり、地球上で人が住む最南端の地であり、南極に一番近い場所であります。南極との距離は約1000キロメートルです。

ウシュアイアの人口は約7万人です。気温は年間を通して、冷涼な気温で夏でも最大12〜13度なので、上着は必須です。南半球では、11月から3月が夏にあたり、ウシュアイアの観光のハイシーズンとなります。

町はビーグル水道に沿って形成されています。ビーグル水道とは、アルゼンチンとチリの境界となる南米最南端の海峡です。1830年代にダーウィンが世界一周航海で乗船した「ビーグル号」に由来して付けられた名前です。フエゴ島国立公園観光の拠点です。

現在はパタゴニア観光と南極観光の拠点として一年を通して、たくさんの観光客で賑わっています。

ウシュアイアの観光

ウシュアイアの観光案内所では、数量限定で名前入りの、「世界の最南端に来た証明書」を発行しています。

フエゴ島国立公園は、約63000ヘクタールの面積を持つ国立公園です。

ロカ湖や山々が作り上げる美しい風景、レンガ・ニレ・カラファテなどの植物やオルギディアス・ビオレッタなどの花々見ながらハイキングやトレッキングが出来ます。

ウシュアイア発のガイド付きツアーはたくさんあります。園内には、アラスカから続くパンアメリカンハイウェイの南端を示す看板もあります。

ウシュアイアからフエゴ国立公園へは、世界の果て鉄道という異名を持つ列車に乗って移動します。世界最南端の鉄道で、元々は刑務所を作る木材を運搬するために使われていました。赤い機関車に引っ張られる緑色の車両が印象的なトロッコ列車です。

ビーグル水道クルーズは、ペンギンやアシカ、ウミウなどの野生動物をまじかで見ることができます。大西洋と太平洋をつなぐ水路がまんま航路となっています。この名は発見者の乗っていた海軍船ビーグル号にちなんでいます。

マルティージョ島はビーグル水道内の小さな島ですが、2000年頃からマゼランペンギンの営巣地ができ、ペンギンが見られる人気スポットとなりました。

ホーン岬は、フエゴ島最南端にある断崖絶壁です。その高さは424メートルにも及びます。

昔から強風と激しい海流の影響で、航海の難所とされてきました。ホーン岬へは陸路からの移動は出来ないので、船で移動して海上から眺めることになります。ほとんどの南極クルーズでは、航海の途中でホーン岬を通ります。

世界の果て博物館は1979年に開館した博物館で、フエゴ島の先住民の文化とフエゴ諸島の自然に関する展示がされています。

来館の記念として、世界の果て到達の認定証が貰え、世界の果ての記念スタンプも押せます。世界の果ての博物館の見どころの一つに監獄博物館があります。

元監獄を利用した博物館で、かつて流刑地とされたウシュアイアの囚人たちの生活や船舶に関する資料などが展示されています。当時の監獄の様子をそのまま残した展示もあります。

ウシュアイアで買い物

ウシュアイアは街全体が免税の街なので、物価がとても安いです。スーパーは地元のLa Anomimaとカルフールと二つあります。La Anomimaでは、アルゼンチン産のチョコレートがたくさん売られており、ばら撒き用のお土産に最適です。

また、パタゴニアや南極観光の拠点ということもあり、周辺の観光ツアーを取り扱う大小の旅行代理店やアウトドア用品の店がたくさんあります。

ウシュアイアの名物

ウシュアイアにはシーフードレストランがたくさんあり、特にカニがオススメです。

海岸通りにあるカニ料理専門店「ティアラエルヴィラ」は、ありとあらゆるカニ料理があり、しかも値段も手頃です。ウシュアイアのカニはタラバガニがメインで日本では高価なタラバガニもウシュアイアでは手頃な価格で食べることが出来ます。

アルゼンチンでは、バーベキューのことをアサードといいますが、ウシュアイアもアサードのお店がたくさんあります。

Christopher Grill & Cervezaはアサードに定評のある店で牛肉や羊肉のアサードが楽しめます。アルゼンチン人は年間の牛肉の消費量が世界一ということもあり、肉をおいしく食べるコツも熟知していることから、質の良い肉を更においしくしかも手頃に食べることが出来ます。

最後に

ウシュアイアへは、アルゼンチン航空かラン航空が便利です。

ブエノスアイレスから乗り継ぎになりますが、場合によってはブエノスアイレスで空港移動が発生するので注意が必要です。1時間程の所要時間なので、イメージとしては成田から羽田に移動する感じです。

ウシュアイアがベストシーズンの夏は、北米は冬なので、ニューヨークやシカゴですと雪の影響で行程が崩れる恐れもあるので、ロサンゼルスやサンフランシスコなどの西海岸経由を選択するのが無難です。

通貨はアルゼンチンペソですが、ウシュアイアではアメリカドルがそのまま使えます。

アルゼンチンペソは非常に不安定でレートが毎日のように上下動しており、あまりたくさんの金額を両替しないことをお勧めします。高額レートのいわゆる闇両替がブエノス・アイレスやウシュアイアにもありますが絶対に利用しないで下さい。

偽札が大量に紛れ込んでいることが多いのと100ドルといった高額紙幣しか取り扱わないことからもリスクが非常に高いです。ウシュアイアではクレジットカードもよく使えます。

ウシュアイアは免税の街と紹介しましたが宿泊代は観光の街ということもあり決して安くはありません。

南米に最初に出来た日本人宿の上野山荘は残念ながら2014年に閉館になっています。セントロでの相場は1泊5000円から20000円程度で南米の相場としては高いです。

ウシュアイア発の南米ツアーの現地価格は8000ドルが相場ですが、出発間際に「ラストミニッツ」という張り紙が旅行社に張り出され、半額料金の南極ツアーが売り出されることがあります。

バックパッカーの方は何日もこのラストミニッツ目的でウシュアイアに長期滞在される方もいるほどです。

是非、ウシュアイア観光の参考にしてみてください。