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アジア3大祭りの熱気を体感せよ!スリランカ「エサラ・ペラヘラ祭り」に行ってみよう!

日本の南西約7,500km、インド洋上に浮かぶ島国、スリランカ。
北海道ほどの国土面積ながら多くの国立公園や自然公園、世界遺産があり、その美しさから「インド洋の真珠」とも称されています。

そんなスリランカで行われる「エサラ・ペラヘラ祭り」を、みなさん知っていますか?

実はこの「エサラ・ペラヘラ祭り」、アジア3大祭りのひとつに数えられるほど、アツいお祭りなんです!
ゾウによる圧巻のパレード、ダンサーたちによる伝統舞踊、その他沢山のパフォーマンス…エサラ・ペラエラ祭りの熱気をご紹介します。

「エサラ・ペラヘラ祭り」とは?

はじまりはなんと、紀元前3世紀で、スリランカにおいて最も歴史あるお祭りです。

エサラ・ペラエラ祭りには、主に二つの目的があります。

祭りの舞台は、世界遺産にも登録されているスリランカの古都、キャンディ。
一つ目の目的は、そのキャンディにある仏歯寺のお釈迦様の歯に敬意を払うことです。

そして2つめにスリランカの大地に雨をもたらし、たくさんの収穫が得られるように神様に願うことがあります。

もともとはそれぞれ、別のお祭りでそれらのお祈りを行っていましたが、3世紀ごろから、二つのお祭りを合わせて行うようになったといわれています。

現代の形式が始まったのは775年。

シンハラ王家はゾウの背に仏歯(ブッダの歯)を乗せ、祭りの行列の先頭を歩かせるよう指示しました。そして、ヒンドゥ―教のご神体を載せたゾウの行列をその後ろに続かせ、10日間にわたり街を練り歩き、祭りを祝ったといいます。
その後1300年以上にわたって、今の形式が続いているのですね。

また今日では仏歯寺が仏教の精神的中心とみなされているため、祭りにおいても、仏教に帰依するという意味合いが強まっています。

「エサラ・ペラヘラ祭り」の開催時期、開催場所は?

実は「ペラヘラ祭り」としては、祭りはスリランカ国内各地で行われています。

ですが、キャンディでのペラヘラ祭りは、エサラ月(7~8月)の新月から満月にかけての2週間行われます。
そのため「エサラ・ペラヘラ祭り(Kandy Esala Perahera)」と称されているのです。

キャンディ(Kandy)の人口は約12万人。
シンハラ人のキャンディ王国(1469年〜1815年)の最後の都であり、スリランカの仏教の聖地でもあることから、現在でも、スリランカ中部における中心的な都市として機能しています。

またその歴史的な重要性から、ユネスコ世界遺産にも登録されています。

2018年は8月16日~8月25日まで開催されます。

「エサラ・ペラヘラ祭り」の見どころ

ムチ打ち、太鼓叩き、ファイヤーダンス…多彩なパフォーマンスが観客を魅了します。

エサラ・ペラヘラ祭りでは多くのパフォーマーたちが、パレードを行いながら、それぞれが磨き上げた芸を披露してくれます。

ムチ打ちの行進に始まり、ファイヤーダンスや皿回しの曲芸、太鼓叩きの楽団など、その芸は実に多様です。子どもながらに実に見事なファイヤーダンスを披露してくれる子もいました。

なかでもイチ押しは「ウダ・ラタ・ナトゥム」(高地の踊り)と呼ばれる、キャンディの伝統舞踊。通称「キャンディアン・ダンス」とも呼ばれます、

「ウダ・ラタ・ナトゥム」は、宗教儀礼において神にささげるために踊られるもの。
その踊りの形式は様々で、孔雀や蛇といった、自然に関するものをモチーフとした踊りが多いです。

ダンサーの衣装も見どころです。
ビーズ玉や耳輪、足輪などで全身を飾り立て舞い踊るその姿は、さながら、動くアート作品のようです。

でも実はこのパレード、誰でも参加できるわけではありません。
パフォーマーは、スリランカの王国時代、王様を喜ばせるために芸を披露してくれていた人々の子孫を中心に選ばれます。

ですから、選ばれたパフォーマーにとっても大変な舞台なわけです。
彼らは年に一度の祭りに向けて一年中、ペラヘラでの芸の練習をしています。

祭りへの高い意識は練習だけにとどまりません。
彼らは祭りが近くなると、お釈迦様に敬意を払うためにアルコールを控えたり、食事をベジタリアン用のものにしたりと、大昔からの習慣をきちんと守ろうと努めるのです。

光輝くゾウたちのパレード

祭りも佳境に近き、クライマックスに披露されるのは、全身を電飾できらびやかに飾り付けられた、ゾウたちのパレード。

このゾウたちもまた、背の高さや体重、牙の長さで判断し選ばれた、スリランカを代表するゾウなのです。その数なんと100頭以上にもなります。

彼らは昼間、仏歯寺で水浴びをして、鼻や耳など、あらゆる箇所に煌びやかな電飾をつけ、鮮やかな刺繍の施された、布の服を纏って行進します。

行列にはキャンディ内部の各神殿の象が参加しており、以下のように神殿ごとに、象の電飾や身に纏う布の色が異なっています。

・ナータ寺院・・・・・黄
・ヴィシュヌ寺院・・・青
・カタラガマ寺院・・・赤
・パッティニ寺院・・・白

そして最大の見ものは、黄金色の布を纏い、仏歯を載せたゾウの行進です。
とりわけ目を引くその姿に、会場にいる観客みんなが魅了されます。

「エサラ・ペラヘラ祭り」の楽しみ方

この「エサラ・ペラヘラ祭り」スリランカ最大のお祭りとあって、とにかく人が多いです。

キャンディ市内は午後6時ごろからパレードの終了する午後11時頃まで通行止めになります。
また、大勢の観客が、朝から場所取りを行っています。

正式な開催時刻についても、毎年異なります。
というのも、キャンディの偉いお坊さん二人がホロスコープを用いて、時刻を決めるからです。

以上の理由から、チケットなどは特に購入しなくても見ることができますが、現地旅行会社で観客席のチケットを購入することをおススメします。
チケットは旅行会社により様々ですが、相場としては$60-$125ほどです。

また、世界中から観光客が押し寄せるので、日程が決まるいなや、ホテルもすぐ予約でいっぱいになります。なるべく早めに、ホテルを確保するようにしましょう。

最後に

いかがでしたか?

「インド洋の真珠」、スリランカで行われる「エサラ・ペラヘラ祭り」。
その規模や迫力、ゾウやダンサーたちによる圧巻のパフォーマンスに、目を奪われること間違いありません。

アジア3大祭りの熱気を感じたい方は、ぜひ足を運んでみてください。