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みんなで食べれば怖くない!アメリカ「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」に参加してみよう!

料理のアクセントとして、非常によく使われるニンニク。
好きな方も多いのではないでしょうか。

「明日も仕事なのに…」
そんな思いをしながらもその魅力に耐え切れず、泣く泣くニンニク料理を食べちゃった経験、みなさんもあるのではないでしょうか。

みんな大好きニンニクを、いやというほどに堪能できるお祭りがアメリカにあります。
その名も「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」。

とにかくニンニクばかりのこの祭り。
その魅力、概要など、しっかりとレポートしていきます。

「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」の開催場所、開催日時

ギルロイというのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンタクララ群の南端に位置する都市です。
シリコンバレーの隣都市として位置します。

アウトレットでも有名ですが、やはり、世界有数のニンニクの産地として名を馳せています。
アメリカ国内におけるニンニク生産高のうち、なんと9割以上はギルロイ産だそうです。

愛称は「国内と世界のガーリック首都」。
収穫期には、町全体にニンニクの匂いが漂います。

ちなみに日本国内のニンニク産地として有名なのが、青森県田子町。
田子町とギルロイ市は昭和63年に姉妹都市となり、お互いの町の中高生を短期留学させるなど、国際交流も盛んな様子です。

会場となるのは、郊外にある広い空き地「クリスマス・ヒル」と呼ばれる場所です。
祭りの始まる午前10時から、会場はものすごい混雑に陥ります。
それもそのはず、この「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」、毎年10万人以上を動員するお祭りです。
国内外問わず、多くの観光客がニンニクを求め訪れるのです。

開催時期は7月の最終週、金曜から日曜までの3日間が慣例のようです。

「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」の歴史

お祭りが始まったのは1979年と、40年弱の歴史があります。
もともとはギルロイのニンニク農家やニンニクソースなどニンニク関連の企業が開催する、こぢんまりとした収穫祭でした。

現在では規模が大きくなった分、本来の素朴なファーマーズフェアとしての様相はなくなりましたが、一方で観光客向けのアトラクションも充実しているため、丸1日たっぷりと楽しむことができます。

「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」の見どころ

クリスマス・ヒル会場につくと、ニンニクをモチーフとしたキャラクターがお出迎え。
入場口で一人17$を支払い、いざ会場へ。
早速、鼻に届くニンニクの香り。

中央のメインブースでは、多種多様なニンニク料理を味わうことができます。
ガーリック・フライ、ガーリック・シュリンプ、ガーリック・バーベキューなど、定番料理は外せませんね。

なかには一風変わったブースもあります。
様々な動物の肉を、ニンニク仕立てにしているのです。
その種類はカンガルー、ザリガニ、ワニのしっぽ、バッファロー、ガラガラヘビなど…
なかなか興味深いブースですね。
ザリガニを食べてみましたが少し無理でした…。

ガーリックフェスティバルを訪れた際にぜひ食べていただきたいのが、ガーリック・アイスクリームです。
こちら、奥のブースでは無料で配られているところもあるほど、祭りでおなじみの商品となっています。

チョコレートやストロベリー、ミントなど味も豊富ですが、無難なのはバニラです。
アイスでありながらしっかりニンニクの風味が活きていて、なんとも不思議な味になっています。

一日中楽しめるイベントたち

この「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」、ニンニク料理だけではございません。
会場内には、来場者を楽しませるイベントが盛りだくさん。
家族連れの方でも丸一日通して楽しむことができます。

なかでも注目なのが「ミス・ガーリック・コンテスト」。
“ニンニク女王”を決めるお祭りです。
選考基準は謎ですが「ミス・ガーリック」に選ばれた女性は、先ほどの姉妹都市、青森県田子町にも親善大使として訪れています。

他にも子どもの遊び場や様々なクラフトを販売するブース、料理のデモンストレーションや料理合戦をするブースなど、ありとあらゆるブースが開かれています。
そこではお父さんだけが列に並ぶということもなく、アメリカらしい休日を過ごすことができます。

「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」の楽しみ方

まず、アクセスについて。
来場者10万人以上なだけあって、オープン前からたくさんの人でごった返します。
開催者も会場の周りにたくさんの巨大駐車場を作っていますが、それでもよほどの朝から場所を確保しない限りは、会場までシャトルバスでの移動になるでしょう。

会場へと続くフリーウェイもすごい渋滞になります。
とにかく会場に入るまでに多大な時間がかかりますので、時間には余裕をもって来場するようにしましょう。

会場内では、さまざまなニンニク関連の商品を買うことができます。

定番はニンニクの自宅栽培キット。
ガーリック・バターやガーリック・ジャムなどは、お土産用としてもちょうどいいですね。

会場で販売されている各種ニンニク料理は、なんと持ち帰り可能です。
持って帰りたい方は、帰路、ニンニクの匂いでいっぱいにならないためにも、蓋つきのタッパーを持参するようにしましょう。

なにより気を付けていただきたいのが、熱中症対策です。

開催は7月の最終週。
ギルロイでも猛暑の季節で、その気温は30度近くに上ります。
例年の平均降水量をみても7月は2㎜と、まさしくカンカン照り。

会場内にテントはあるものの、影になるような場所はほとんどありません。
ですので、帽子やタオルはもちろんのこと、水やスポーツドリンクも携帯したほうがいいでしょう。

その他用意するものといえば、食後の口臭予防のためのタブレットやガム、消臭スプレーなどですね。
とにかく一日中ニンニクに囲まれて過ごすので、匂い対策には余念のないようにしましょう。
また会場内のものは比較的割高なので、お小遣いも多めに持っておくことをおススメします。

最後に

とにかく一日中ニンニクに囲まれる「ギルロイ・ガーリックフェスティバル」。
さすがアメリカンスケール。
ここまでのニンニク祭り、日本ではなかなか経験できないのではないでしょうか。

日々仕事で、思いっきりニンニクを食べられない人にこそおススメです。
お祭りではみんながニンニクまみれ。
一緒になって、思う存分ニンニクを堪能してくださいね。