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のんびりした空気に癒される!古き良きイギリスの田舎町の面影が残るコッツウォルズに行ってみよう!

コッツウォルズはイングランド地方の中央あたりに位置する広大な丘陵地帯の名称です。

「羊の丘」という意味の名を持つ地帯は、かつては羊毛業で栄えていました。緑に囲まれた豊かな自然の中に、コッツウォルズストーンと呼ばれる蜂蜜色の石で作られた伝統的な家屋が連なる村が、この広大なエリアの中に点在しています。

その美しい景観を見るため、世界中から観光客がやって来ます。日本でも、コッツウォルズやその周辺エリアに重点を置いたツアーが大手旅行会社から組まれているほどです。

この地域に点在する村や町は、まるで絵本の中に紛れ込んだかのような雰囲気で、また来たいと思わせること間違いなしの癒し&絶景スポットなのです。

見どころが多くて観光客の満足度抜群のコッツウォルズ。今回はその中からオススメの村や見どころを厳選してお伝えします。

コッツウォルズのオススメの村と見どころ

コッツウォルズと呼ばれる地域には見どころがある村や町が点在しています。どれもそれぞれの良さがあるのですが、今回はその中でも特に有名で観光客にも人気のある4つのエリアを紹介します。

  • バイブリー(Bibury)

コッツウォルズ観光でこの村を外すことはできません。このバイブリーは「イギリスで最も美しい村」と言われるところで、その中でもアーリントン・ロー(Arlington Row)と呼ばれる通りは、蜂蜜色の石造り家屋が立ち並ぶ観光スポットです。

周りには小さな川が流れており、緑と蜂蜜色、その隙間を透明度の高い川が流れる様子は心を落ち着かせてくれる絶景です。

また、バイブリーには、スワン・ホテル(The Swan Hotel)という老舗ホテルがあります。スワンの名の通り、ホテル周辺には白鳥はもちろん、黒鳥や鴨が生息しています。運が良ければ鴨親子の行進も見ることができます。コッツウォルズの中でも有数の絵になるポットです。

  • チッピング・カムデン(Chipping Camden)

次に紹介するのは、チッピング・カムデン。歴史あるこの町は羊毛や乳製品などの交易で栄えたところで、見どころの一つは1623年に建てられたマーケットホール。

昔の姿をほとんど留めており、日によっては実際にそこで毛皮製品などの小さなマーケットが開催されています。

また、この町でもう一つ外せないのは、町の中心から少し歩いた住宅街エリアにある、蜂蜜色の石壁に茅葺屋根が特徴のこのエリア独特の家々。

庭も綺麗に手入れされており、白雪姫の小人たちが住んでいそうな可愛らしいお家が連なります。ただ、どれも個人宅ですので、立ち入ったり近距離での撮影は控えましょう。

  • ブロードウェイ(Broad Way)

こちらも比較的大きな町で、見所は町そのものの景観です。大変美しい街並みで可愛い雑貨屋さんやカフェなども点在しているので、休憩するにはうってつけの町です。

春になると、軒先の花や蜂蜜色の壁に伝ったバラや藤が咲き誇り、華やかでカラフルな町並みを楽しむこともできます。

また、ブロードウェイの中心部から多少離れたところには、200年以上も前に建てられたブロードウェイ・タワー(Broad Way Tower)があります。広い公園の中にポツンとたつこの塔は小高い丘の上に立っており、天気がいいと遠くまでの景色を見渡すことができます。アクセスしにくい場所にありますが、天気がいい日にはぜひ立ち寄って欲しい場所です。

  • ボートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton on the Water)

この町はコッツウォルズ観光の起点となる町の一つで、土産屋からレストラン、ホテル、大きめの観光案内所など一通りのものが揃っています。

この町の見どころは街中を流れる川それにかかる小さな橋やそのサイドウォーク。川べりには白鳥や鴨もいて、自然と共存していてなおかつ活気のあるエリアとなっています。

この町からは他の村や町へ行く公共バスもよく出ており、少人数制の自転車ツアーなどにも参加することができます。

そして、もう一つの見どころは、この町を1/9のスケールで忠実に再現したミニチュアが楽しめるモデル・ビレッジ(The Model Village)。町にある川はもちろん、道に並ぶブナやくるみの木々などまで全てミニチュアサイズで再現されています。入場料がいりますが(大人一人3.5£)、大人も子供のみんなが楽しめるワクワクスポットです。

コッツウォルズへの行き方と村の間の移動

コッツウォルズは観光客に大人気なので、ロンドンなどの主要都市からは日帰りで行けるバスツアーが多数出ています。もちろん日本語のツアーもあります。

しかし、バスツアーだと主要な村4~6箇所を周り、各村各30分から1時間の自由時間があるパターンがほとんど。時間的な制約が大きく、ゆっくり見て回りたい派の人には物足りないでしょう。今回はツアーに参加せず、個人でレンタカーや公共交通機関を使って行く方法をご紹介します。

第一のオススメはレンタカーです。イギリスは日本と同じ右ハンドル・左側通行なので、事前に道路標識の意味を確認し、ヨーロッパ特有のランドアバウト(交差点が一方通行のサークル状になっており、行きたい方向の道路のところで右折する)に注意すれば、運転はさほど難しくありません。

ただ、コッツウォルズの村や町ではレンタカーは借りられないので、ロンドンで借りるか、ブリストル(Bristol)やオックスフォード(Oxford)などの大きな街まで列車で移動し、そこから車を借りることになります。

ロンドンからコッツウォルズの主要観光エリアまでは約2時間~、オックスフォードやブリストルからなら40分~1時間前後で到着します。自由が利くので、時間を気にせず観光したいという人には1番のオススメ移動方法です。

車以外にも、列車とバスを使って行くという手もあります。ロンドンのパディントン駅(Paddington)や他の地方都市から、コッツウォルズの最寄駅モートン・イン・マーシュ(Moreton-in-Marsh)までは列車で、そこからは路線バスで移動できます。

または、オックスフォードまで列車、そこからバスでウィットニー(Witney)までいって、コッツウォルズのローカルバスに乗り換えることも可能です。

ただ、バス移動の場合、田舎の路線のため村と村を繋ぐバスの本数が少ないという難点があります。場所によっては1日に1~2本しかバスが通らない村もあります。

バスを使う場合は事前にホームページで最新の時刻表を確認し、行動プランをしっかり練っておきましょう。乗り逃してしまった場合、町や村の観光案内所などに行けばタクシーを手配してもらえます。ただ、規模の小さい村だと案内所が4時前に閉まったりタクシーを呼ぶのにも時間がかかるので、時間はこまめにチェックしたほうがいいでしょう。

ゆっくり見て回りたい人へのオススメ滞在日数

先述の通り、コッツウォルズの名所は1日で全て回ることはできません。主要な観光スポットでも、自分のペースでゆっくり見たい場合は1日以上必要です。

今回紹介したような主要スポットをゆっくり見て回りたい場合は1泊、有名どころの主要スポットを全て回るのであれば2泊以上ほど欲しいところです。

観光客に人気のスポットはコッツウォルズの半分から北側に集中していますが、中部や南部にも、貴族のマナーハウス、世界遺産のローマン・バス(ローマ式温泉)やロイヤル・クレッセント(180mもある三日月型の集合住宅)などの見どころが多くあります。これらも含めて満喫したい場合は、3~4泊必要になってくるでしょう。

コッツウォルズは観光地ですが、ホテルは小規模のものが多いです。人気のホテルやB&Bなどはハイシーズンの時期の週末は予約でいっぱいのことも。スワン・ホテルなどの有名どころに宿泊したい場合は早めに予約しましょう。宿泊希望のホテルが埋まっていても、町や村を変えれば空いている場合も多いので、諦めずに探してみましょう。

最後に

イギリスの古き良き昔を彷彿とさせる魅力たっぷりのコッツウォルズ。

イギリス一美しいと言われる村で老舗のスワン・ホテルを擁するバイブリー、羊毛や乳製品の交易で栄え、茅葺き屋根の可愛い家があるチッピング・カムデン、蜂蜜色のコッツウォルズストーンで立てられた家々と季節の花が素晴らしい景観を生み出すブロードウェイ、コッツウォルズ観光の起点となる町のひとつで川と町のコントラストが美しいボートン・オン・ザ・ウォーターなどをはじめとして、見どころがたくさんあります。

ロンドンから日帰りバスツアーが多くありますが、ゆっくり自分のペースで観光したい人は列車やバス、レンタカーを使った個人旅行がオススメです。

車の場合、ロンドンからなら2時間ちょっと、オックスフォードなどの近郊都市からなら1時間前後で到着します。電車とバスを利用する場合は、最寄り駅のモートン・イン・マーシュかオックスフォード駅からバスに乗り換えてアクセス可能です。一日のバスの本数が1~2本しかない村などもありますので、バス利用の際は事前に最新の時刻表をホームページで確認しておきましょう。

自分の観光目的地の数によって、1~4泊が滞在日数の目安となります。ハイシーズン時の週末などはホテルが埋まってしまうこともあるので、早めに予約をしましょう。

いかがでしたか?イギリス屈指の癒しスポットであるコッツウォルズ。ぜひイギリス観光の際は足を伸ばして見てください。つい移住したくなるような美しい街並みに感動すること間違いなしです。