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危険!海外の旅先での感染症!症状リストごとに見てみよう!

旅を楽しく安全なものにしていくためにも、海外での感染症の情報は頭に入れておいた方が良いだろう。かといって異常に過敏になる必要はありません。あまりにも気にしすぎると、活動的に旅をすすめる気力に影響しそうなので、まずは体調が悪くなったら日本から持参した薬をのみ安静にしてみたください。

もしそれでも、良くならない場合は海外特有の感染症の可能性も考えられますので、病院に行って診察を受けてみることをおすすめします。この記事では、あらゆる感染症の症状を紹介していきますのでもし自分の症状と似ている場合は、参考にしていただけると良いかと思います。

 

主な感染症の症状リスト

 

◎コレラ(インド、東南アジア、アフリカなど)

感染様式:コレラ菌に汚染された水・氷・食品などを摂取することにより感染します。

主な症状:通常1日前後の潜伏期間の後、突然の下痢や嘔吐、脱水症状などがおこります。腹痛はなく、体温はむしろ低下します。

◎赤痢(世界各地)

感染様式:赤痢菌に汚染された水・氷・食品などを摂取することにより感染します。

主な症状:通常1〜3日の潜伏期間(菌の量が多ければ数時間でも発病)の後、突然の下痢や発熱、腹痛などがおこります。

◎腸チフス・パラチフス(世界各地)

感染様式:チフス患者の糞便や尿、あるいはチフス菌で汚染された生水、生野菜などから感染します。

主な症状:1〜3週間の潜伏期間の後、発熱、頭痛、全身のだるさ、高熱時に現れるバラ疹(胸腹部に現れる淡紅色の小指の爪大の発疹)、便秘などが主な症状で、腹痛が伴うことがありますが、感染初期には下痢が現れることが少ないのが特徴です。

◎A型肝炎(世界各地)

感染様式:糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して、水や氷、野菜や果物、またカキなどの魚介類を介して経口的に感染します。

主な症状:潜伏期間は15~50日、平均28日で、38度以上の急激な発熱から発症し、全身倦怠感、食欲不振、悪心嘔吐、黄疸などがみられます。

◎マラリア(東南アジア、アフリカ、中南米など)

感染様式:ハマダラカ属の蚊に吸血されることにより感染します。

主な症状:一定の潜伏期間の後、腹痛、下痢、悪寒、発熱、倦怠感などの風邪に似た症状がみられます。蚊の種類によっては重症化する可能性もありますが、マラリアは薬で治すことができる病気のため、早期治療が第一です。

◎黄熱(南米、アフリカなど)

感染様式:黄熱ウイルスをもった蚊(ネッタイシマカ)に吸血されることで感染します。

主な症状:通常、3〜6日潜伏期間の後、突然の発熱、頭痛、筋肉痛、悪心、嘔吐などが起こります。病気が進むにつれて、出血症状(鼻血、歯肉からの出血、吐血)や蛋白尿が現れます。

◎デング熱(東南アジア、南米、太平洋諸島など)

感染様式:デング熱ウイルスを保有している蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)に吸血されることで感染します。

主な症状:3〜15日、通常5〜6日の潜伏期(蚊に刺されてからウイルスが体内で増えるまでの期間)を経て、突発の発熱で始まります。熱は38〜40度程度で5〜7日間持続し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹を伴います。

◎狂犬病(世界各地)

感染様式:感染した動物から噛まれた傷口からウイルスが侵入し、感染します。犬だけでなく多くの哺乳動物から感染する可能性があります。

主な症状:発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐などの不定症状で始まり、かまれた部位の異常感覚があります。次いで、筋肉の緊張、幻覚、痙攣、嚥下困難などが起こります。発症すればほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。

◎ラッサ熱(西アフリカ、中央アフリカなど)

感染様式:感染したネズミの体内にウイルスが存在し、それらへの直接的な接触や尿を介しての飛沫感染で人に感染します。人から人へは体液を介して感染します。

主な症状:1〜3週間の潜伏期間の後、発熱、嘔吐、喉の痛み、持続する胸痛を伴う厄介な咳、胸水、頭痛、下痢などがあり、時折、斑状丘疹による発疹をみとめます。また、聴力障害が残ることもあります。白斑を伴った咽頭炎と顔・眼瞼の浮腫が特徴的です。

◎日本脳炎(アジアなど)

感染様式:豚を吸血し、ウイルス感染した蚊(主にコガタアカイエカ)に刺されて感染します。

主な症状:一定の潜伏期間を経て、高熱、頭痛、嘔気、嘔吐がみられ、次いで、意識障害、痙攣、異常行動、筋肉の緊張性抵抗が現れます。

◎破傷風(世界各地)

感染様式:破傷風菌が、傷口についた土などから体内に侵入し、感染します。

主な症状:口を開けにくい、首筋が張る、寝汗をかくなどの症状が現れます。しだいに手足にもこの異常感覚が広がります。

◎エボラ出血熱(アフリカ)

感染様式:自然界の宿主は、多くの疫学調査にもかかわらず、まだ明らかになっていません。人から人へは、患者の血液、分泌物、排泄物などに直接触れた際、皮膚の傷口からウイルスが侵入することにより感染が起こり、性的接触によっても感染が成立しますが、飛沫による感染の可能性は低いとされています。また、猿との接触による感染も指摘されています。

主な症状:発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などに始まり、さらに嘔吐、下痢、腹痛、吐血、意識障害などがみられます。

◎B型肝炎(世界各地)

感染様式:B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している人の血液を介して感染します。また、感染している人の血液中のHBV量が多い場合はその人の体液などを介して感染することもあります。

主な症状:全体倦怠感に引き続き食欲不振、悪心、嘔吐などの症状が現れます。これらに引き続いて黄疸が現れることがあります。

◎麻疹(世界各地)

感染様式:空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染と様々であり、その感染力は極めて強いです。人から人以外の感染経路は通常存在しません。

主な症状:発熱、鼻水、カタル症状(炎症)、結膜充血が数日間持続した後、口の中に白色の小斑点が現れます。その1、2日後から顔面に発疹が現れ始め、その後全身性の特徴的な赤い発疹が現れ、高熱が現れ、高熱が数日間持続します。

◎ペスト(アジア、アフリカ、南米など)

感染様式:腺ペストはネズミの飲みなどに吸血されることで感染し、肺ペスト患者の咳や痰などの飛沫によって感染します。

主な症状:腺ペストの場合、ノミに吸血された部分に近いリンパ節の腫れと痛み、その後、皮膚の出血班や高熱が現れます。肺ペストの場合は、感染力が強く、重症となる場合が多く、はじめは倦怠感、咳、痰、発熱が現れ、進行とともに皮膚に出血班を伴い、高熱を伴う肺炎となります。

◎ジフテリア(ロシア、中央アジアなど)

感染様式:人が感染源で、患者や保菌者の飛沫などから感染します。

主な症状:発熱、咽頭炎、嚥下痛などで始まり、鼻ジフテリアでは血液を帯びた鼻汁、鼻の穴や上唇のただれがみられます。

◎ポリオ(インド、中東、アフリカなど)

感染様式:ポリオウイルスが感染者の糞便や唾液などに排泄され、汚れた手指や飲食物、玩具などを介して、経口的に感染します。

主な症状:軽症の場合は低い風邪症状や胃腸症状ですが、重症例では筋肉、特に下肢の麻痺が起きます。麻痺が現れる時期は様々で、中には発熱もなく突然麻痺のみが起こることもあります。

 

 

最後に

以上、主要な感染症を紹介しました。かなりの種類がありますが出発前にワクチンによる予防や、症状がでたあとでも病院に行くことで対応できる病気が殆どです。

現在の医療レベルでもかなりの進歩をしてきましたが、これから先どんどん感染症のリスクは減っていく一方です。冒頭でも言ったように、あまり過敏になる必要はないですが、持参した薬で効き目がない場合は受診されることをおすすめします。病気による旅のドロップアウトはとてもやりきれませんので、出来る予防策はとって旅を楽しんでくださいね。